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2006年5月23日 (火)

トリビアの魚のぞき(日本産淡水魚のルーツ1)

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日本の淡水魚の採集をしている内に、
色々な事に興味が出てきた。
図鑑を見ていつも思うことは、
「なんでお前この辺におらんの?」
ということ。
やはり日本に住んでいるからには、
一度は会ってみたい。




ごっちゃさんには、
「その土地ならではの魚を見たい」
なんて書いてしまったが、
中にはその地方に棲息しているが、
普通の方法では見られない魚もいる。

僕が福岡に住んでいても、
「エツ」や「ヤマノカミ」、「ヒナモロコ」を採取して
お見せする事ははっきり言って無理だ。

なぜなんだろう?
それが最初の出発点だった。
暫くして色々と調べて行く内に、
日本の魚のルーツが分かってきて、
少しだけだが、疑問が氷解してきた。

以下は佐賀県の淡水魚からの抜粋だが、

淡水魚のうち特に純淡水魚(一次淡水魚)は、
海や峠を越えて別な河川に移動することができないため、
河川ごとに生息する魚は異なるはずである。

しかし、実際には佐賀県内に生息する淡水魚の多くは、
日本最大の淡水域である琵琶湖を含む西日本に共通しており、
東シナ海や対馬海峡をはさんだ中国大陸についても同じことがいえる。

これは、今からおよそ90万年前から2万年前にかけて訪れた
ギュンツ氷期、ミンデル氷期、リス氷期、ウルム氷期
の4回の氷河期などの折に海水面が低下し、
当時は平原であった東シナ海の海底で、
大陸と西日本の各河川が合流して
一つの大きな河川になったことがあるためと考えられている。

皆さんはご存じでした?
僕は正直驚きました。
まだまだこのことについては書きたい事があるので、
次回に続く。。。。

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コメント

なんていう壮大な話なんでしょう!今の海が昔は川!?だから、魚の生息地が広いって事ですか?すごい話ですよね!

投稿: ごっちゃ | 2006年5月23日 (火) 23時09分

おお、これは、「へぇ」を連打すればよいのでしょうか。へぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぁへぇへぇへぇへぇ失礼しました。大変勉強になりました! 続き楽しみにしてます。

投稿: さぼてん | 2006年5月23日 (火) 23時41分

>ごっちゃさんへ対馬や壱岐という島がかつてはその平原の山間部だったことから、今でも、日本の淡水魚の一部を見ることができます。中には定着できずに滅亡した魚もいるとか。スケールの大きい話しですよね。最近、生物地理学にこってます。コイの原産国が最近中東(確かシリア辺りだったような・・・)だとか分かって来ていて、興味もどんどん湧いて来ています。瀬戸内海は大きな湖だったとか・・・だとしたら、琵琶湖の比では無いですよね。日本の淡水魚のルーツはだいたいシベリア系と中国系に分かれるようです。次回、また色々調べたことを書いてみたいと思います。

投稿: Zacco | 2006年5月23日 (火) 23時43分

>さぼてんさんへタイトルをいじっていただき有り難うございます。(^_^)本を調べていると、結構のめり込んでしまってます。また、改めて紹介したいと思います。

投稿: Zacco | 2006年5月23日 (火) 23時46分

興味深い話を沢山、ありがとうございます。昔は、瀬戸内湖ですか!!!とすると、将来は、、、琵琶湾? 関東平野は関東湾? (/o≦\)アチャ-!

投稿: さぼてん | 2006年5月23日 (火) 23時52分

>さぼてんさんへ瀬戸内海が湖だったのは、氷河期の話しですが、このまま温暖化が続いて、海面上昇がおこれば、さぼてんさんのおっしゃる通りになるのではないでしょうか。いずれは日本はユーラシア大陸にめり込んでしまうらしいので、地球的規模から考えると、小さな変化なのかもしれませんね。その頃人類が生存していることを祈るのみです。でも、かなり先の話しなので、今は我々のできる環境保護をしなきゃって思います。

投稿: Zacco | 2006年5月24日 (水) 00時17分

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