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2006年7月21日 (金)

ナマズと伝承(福津市大森宮)1

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きつねさんが「ナマズの里」という所を紹介していたのをみて、
僕の職場の近くにも、「ナマズの郷」という運動公園と、
その元になった伝承の残る神社があるのを思い出した。
今回は紹介したいと思います。

<福津市と縁の深い なまずを祭る神社>
福津市と縁の深い生物といえば、なまず。「なまずの郷」など公園名としても親しまれている「なまず」を祭っている神社が、ここ大森宮です。

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その元になった伝承とは、
「まんが日本昔話」でも紹介されたことがあるので、
ご存じのかたもおられるかもしれません。

その昔、西郷出身の社職兼務の武将、河津民部少輔興光という大将が
大内氏の命により京都山城国の戦いで、深手を負って倒れてしまい、
死のふちに着こうとしたとき、突然巨大ななまずが現れて、
興光の命を救った。

という伝説から来ています。
命拾いをした興光は、西郷の氏神、大森の神様に違いないと感謝し、
以来、西郷ではなまずを神の使いとして大森宮に祭ったのです。
また「なまず禁食令」を出して、大切にしたといわれています。

更に遡って調べると、

<福間の人は古来より鯰を食わぬ>
食わぬというよりも、これを捕らえたり、殺したりはしない。
それは福間の人が祭祀する建御名方神の眷属であり、
神の使いであるからである。

福間の里を流れる西郷川の流域に祀る、
大森宮、八龍神社、小烏神社、諏訪神社等は、
その神社名は異なるが、祭神はともに建御名方命、
或いはこれに縁のある神々であれば、その流域の者は鯰を食わず。

大森神社の境内には、狛犬とともに狛なまずがあり、
そのユーモラスな表情は参拝者を楽しませてくれます。
長い時代の間だにしっぽが無くなっているのは、
ご愛敬。
先ずは「阿」

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続いて「吽」

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位置関係はこんな感じ。
左側が拝殿。
狛犬よりは扱いが悪いようです。

この他にも地元の方に聞いた話によると、
木彫りのナマズがいるらしいのですが、
今回は見つけられませんでした。

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コメント

こういった伝承って、民俗学的にも面白いですね。ナマズが神使の神社って珍しいのでは。狛鯰なんてはじめて見ましたし。この石造物は近世でいいのかな?中々古そうな気もします。元号とかが書かれていればいいのですが。

投稿: べーさん | 2006年7月23日 (日) 19時28分

>べーさんへ喜んでいただけて幸いです。残念ながら、奉納された年度は見てこなかったので、今度調べてきますね。「建御名方命」の眷属という表現もあることから、ナマズが悪役になった方が比較的新しいのでは?と思っています。大森宮は別名大守宮ともいい、創建が1300年頃のことらしいですから。しかし、古の伝統を未だに守っている場所があるというだけで、調べてみて個人的には感動しました。

投稿: Zacco | 2006年7月23日 (日) 22時19分

お~。これはすごい。ありがとうございます。一度、行って見たいですよ。いずれ、ガサオフ一緒にしたいですね~。

投稿: きつね | 2006年7月23日 (日) 23時41分

>きつねさんへ小さい神社なので、少しガッカリされるかも(?)でも、こういう地元の伝承って大切にしたいと思います。ガサ、いつかご一緒できると楽しいですね!!

投稿: Zacco | 2006年7月25日 (火) 06時33分

大丈夫ですよ。雰囲気だけで楽しめると思います。ガサオフ、楽しそうですよね。目標はカゼトゲでしょうか?

投稿: きつね | 2006年7月25日 (火) 22時04分

>きつねさんへカゼトゲで良ければ、任せておいてくださいませ。σ(^^)2カ所くらいならなんとか。セボシやアリアケギバチは少ないらしいです。ポイントを押さえれば、いるらしいのですが。。。

投稿: Zacco | 2006年7月25日 (火) 22時14分

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