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2006年11月

2006年11月29日 (水)

タナゴの分類2(Rhodeus属)

今回はRhodeus属(Rhodeus;バラ色をしたもの)のタナゴを
紹介していきたいと思います。

Rhodeus属(バラタナゴ属)に含まれるタナゴは、
・ニッポンバラタナゴ Rhodeus ocellatus kurumeus
・タイリクバラタナゴ Rhodeus ocellatus ocellatus
・カゼトゲタナゴ Rhodeus atremius atremius
・スイゲンゼニタナゴ Rhodeus atremius suigensis
の4種類が日本に生息しています。

この属のタナゴの特徴はヒゲが無いことですが、
バラタナゴ2種とカゼトゲタナゴとスイゲンゼニタナゴ
は分けて考えた方がよいと思います。
これは染色体レベルでも明白で、
ニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴが2n=48であるのに対して、
カゼトゲタナゴとスイゲンゼニタナゴは、2n=46と異なります。

では、この2つのグループの見分けですが、
前者がオスの尻ビレの中央に細長い赤色斑があるのに対して、
後者には無い。
また、暗青色縦帯が前者が、背びれの前端を越えない部分から始まり、
尻ビレに達する前に終わるのに対して、
後者では、背びれ起点より前から始まり、尻ビレ直前まで達するという
違いがあります。

Fi2621445_2e                                                         タイリクバラタナゴ Rhodeus ocellatus ocellatus
ocellatus;小さい眼(のような斑点)を持った

全長;6から8センチ
産卵期;3から9月

原産地は朝鮮半島南部と中国大陸南部で、
1942年にハクレンなどの種苗と共に
長江(揚子江)から持ち込まれたらしい。

ニッポンバラタナゴとの見分けは既に外見からは困難なレベルであるが、腹ビレ前縁に白線があるものはタイリクバラタナゴとみなしてよいようである。
文献によると九州産のニッポンバラタナゴの中にはこの白線が現れる個体がいるとの記述もあるが、「行橋たなごの会」のYOU氏によると、九州産の個体でもニッポンバラタナゴには白線が見られないとのこと。
しかしながら、韓国産のタイリクバラタナゴの中には白線が無い個体もいるらしいので、最終的な判断は遺伝子レベルの検査が必要。

写真はメスの個体。
なかなかよい写真が撮れず。
元々タイバラはあまり個体数を水槽に入れていないので、
他のタナゴに邪魔されるんです。

Fi2621445_3e                                                        ニッポンバラタナゴ Rhodeus ocellatus kurumeus
全長;5センチ(6センチを越えるものは稀)
産卵期; 月
<特徴>
腹ビレの前縁に白線が無いほか、成長が遅く、かつ小型であり、
側線鱗は無いかあっても少なく、オスの婚姻色が朱赤色が強くて、
いわゆる赤レンガ色に輝き、腹ビレは黒くなる。
元々の生息域が、
琵琶湖淀川水系、香川県、兵庫・岡山県の瀬戸内海側、九州北部と
それ以外の場所では候補から除外してもよさそうです。
タイリクバラタナゴよりも閉鎖的な静水域を好むようである。

写真の個体はタイバラかもしれません。
今後の観察が必要な個体です。

Fi2621445_4e                                                         カゼトゲタナゴ Rhodeus atremius atremius
全長;5センチ
産卵期;最盛期は6月
<特徴>
熊本県八代市の某河川を南限とした九州北部、壱岐にのみ生息し、
それ以外の場所では判別の際候補から除外しても良いと思います。

側線は不完全で、体側中央の暗青色の縦条は鮮明、
かつ背びれ起点より前から始まるために長い。
未成魚以前とメスの成魚の背びれには黒色の斑紋が入るが、
オスの成魚では大型になるにつれ消失する。

スイゲンゼニタナゴ Rhodeus atremius suigensis
全長;5センチ
産卵期;4から7月
<特徴>
カゼトゲタナゴに形態、色彩ともに極めて良く似た小型のタナゴ。
側線は不完全で、体側中央の暗青色縦条の前端がカゼトゲタナゴに
比べて、僅かに太く始まる個体が多い。
兵庫県から広島県にかけての山陽地方に分布。
(その他の地域では判別から除外しても良いと思います。)
1965年に中村元信氏が検討した結果、Mori氏が韓国の水源で採集し
命名したものと同一であるとして、カゼトゲタナゴとは別種とした。
しかし、亜種関係にあるとする文献がある。
天然記念物に指定されているので、採集は勿論、
生息環境に影響を与える行為そのものが禁止されている。
さらに韓国産のスイゲンゼニタナゴの購入飼育も禁止の対象となっています。

第二回の記事が遅くなって申し訳ありません。
仕事が方付いた一方でプライベートをほったらかしにしていたツケが
出ていて、相変わらず忙しい日が続いています。
また旅行の日程が近づいて来たこともあり、
更にスケジュールが過密になってきました。

今回の写真などに関しても不満が残る内容となってしまいましたが、
いずれ改めて修正・改訂を行おうと思っています。

また、このブログでも懇意にさせていただいているうみへびさんから、
イラストで分かり易く紹介してみては?との有り難いアドバイスも
戴きました。
先日電気屋のポイントカードでペンタブレットを購入しました。
今まで使った事があまりないので、少しずつ練習して、
より分かり易い説明ができればと考えています。

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2006年11月23日 (木)

タナゴの分類1(Tanakia属)

さて、第1回目はTanakia属(アブラボテ属)からです。
というのも、この属に含まれるタナゴはタナゴの中でも最も原始的
構造を持ったタナゴだからです。
ここでいう原始的という意味は、
この属のタナゴに共通する特徴として、
他のコイ科の魚と同様、「染色体の数が2n=48である」
ということに基づいています(勿論コイ科の魚にも例外はあります)。
このことから、他のタナゴに比べるとコイ科の魚として
未分化であるという意味です。

Tanakia属に含まれる日本のタナゴは、
・ヤリタナゴ Tanakia lanceolata
・アブラボテ Tanakia limbata
・ミヤコタナゴ Tanakia tanago
の3種類です。

学名のTanakiaは東京帝国大学の教授で魚類学者の
田中茂穂博士の名に由来しています。

この種の特徴としては、他のタナゴ類と違って、
いずれも背びれの条間膜に紡錘形の濃色斑紋を持つことです。

ここから各論に入りたいと思います。
但し、ここでは各タナゴの特徴を紹介し、
見分けなどは次の記事で行いたいと思います。

Fi2621446_2e                                                        ヤリタナゴ Tankia lanceolata(lanceolata;小さい槍の)
全長;10から13センチ
産卵期;4から6月
<特徴>
日本タナゴ類の中で、分布域が最も広い。
体高はタナゴ類としては低い方で、体側に顕著な斑紋はない。
背びれの条間膜に紡錘形の濃色斑紋が一個ずつある。
側線は完全で、ヒゲは比較的長い。
メスの産卵管は橙黄色で比較的短く、尻ビレ条の後端に達する程度。

Fi2621446_3e                                                        アブラボテ Tanakia limbata(limbata;辺縁のある)
全長;4から7センチ
産卵期;4から8月
寿命;多くは2年
<特徴>
体側に顕著な斑紋が無く、背びれの条間膜に紡錘形の黒色斑紋がある。
側線は完全で、ヒゲは長い(ここまではヤリタナゴと同じ)。
体高が高く、体側の色は濃い黄褐色である。
背びれと尻ビレの付け根に付着している鱗は、
ヤリタナゴ1列に対して、アブラボテ2列。
メスの産卵管は黒色で、尾びれ後端まで伸びる。
後期仔魚になると、アブラボテの体表の色素は微小で多く、
体が黒ずんでくることで識別できる。

Fi2621446_4e                                                         ミヤコタナゴ Tanakia tanago(tanago;日本のタナゴから)
全長;4.5から6センチ
産卵期;4から7月
<特徴>
茨城県を除く関東地方のみに生息(但し、神奈川県と東京都では絶滅)。
鰓蓋の後縁に接して一個の淡褐色斑がある。
背びれの条間膜に紡錘形の濃色斑紋が一個ずつある。
側線は不完全で、ヒゲは眼径の半分程度。
メスの産卵管はほとんど無色で、尾びれの後端まで伸びる。
1974年に国の天然記念物に指定される。

と比較的見分けやすいTanakia属から始めてみました。
急いでまとめたので、まだまだ書き足すことや
訂正箇所があると思います。
写真など更に必要なものは随時追加していきたいと思います。

<参考文献>
川那部浩哉 他 1989 
山渓カラー名鑑改訂版日本の淡水魚 354から359項 山と渓谷社
長田芳和 1976
世界のタナゴ類 淡水魚2号120から133項 財団法人淡水魚保護協会
上野紘一 1976
タナゴ類の染色体ー魚の類縁関係と核型ー 淡水魚2号 134から138項
財団法人淡水魚保護協会
川那部浩哉・水野信彦 1989 
検索入門川と湖の魚 96から100項 保育社

これらの参考文献はTBでより詳細に分かるようにしておきたいと思います。(少し時間を下さい)

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2006年11月22日 (水)

タナゴの分類(はじめに)

次回から、数回にわたってタナゴの分類を
私自身の知識整理を目的に行っていきたいと思います。

タナゴに限らず、淡水魚の見分け方は本当に難しいです。
私は未だに迷っているものが沢山あります。
その中で今回はタナゴを属ごとに紹介して
私の中でも整理をしてみたいと思いました。
(とは言いつつも、分類自体が色々とあって大変なのですが・・・)

勿論、私は素人ですし、全てのタナゴが捕れる訳ではないので、
私自身、飼育・採集したことが無いタナゴもおります。
そうした事情から、文献を中心に整理していくつもりですが、
間違いやお気付きの点がありましたら、
お知らせ戴けると有り難いです。

また、まとめる作業に時間がかかることから、
不定期の記事更新になることと思います。
始めた以上はやり遂げるつもりですが、
気長に見守っていただけると幸いです。
宜しくお願い致します。m(__)m

今回私が用いた分類は「改訂版日本の淡水魚」の
タナゴの項に記述されている新井良一氏の分類に基づいて行います。
これは、主に外部形態からの分類によるもので、
他に遺伝子型から分類したものなどもあり、
今後の研究によってもしかすると変更があることがあり得ることも
ここで付記しておきます。

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2006年11月21日 (火)

例のツチフキ(その後)

Fi2621444_1e                                                        以前採集したツチフキ。
結構大きくなってくれました。
とはいっても全長10センチになるそうですから、
我が家のツチフキはまだまだですね。

その中でも一番大きなツチフキは追い星を出しています。
胸ビレの前縁に白い点があるのがお分かりでしょうか?
本来、ツチフキの産卵期は4月から6月。
我が家の水槽はヒーターで20℃に設定されているので、
こうした変化が見られたのだと思います。

ツチフキのオス、メスの見分けは一般に背びれの大きさです。
(大きい方がオスです)

日本産淡水魚はryuさんのブログの記事でもコメントしたのですが、
全体を見ると、一見地味な魚が多いと言われます。
しかし、こうした小さい発見があることや、
一年の内のある時期だけ限定でみられる特徴など、
知れば知るほど面白いんですよ。(^。^)

元々水槽飼育ではカマツカやツチフキ、ゼゼラは痩せやすく、
長期飼育が難しい部類に入る魚です。
それがここまで大きくなってくれたことは、
飼育者として少し自信がつきました。

そこで、今回の遠征で一年しか生きないといわれる
ゼゼラを持ち帰って飼育してみることにしました。
ツチフキ同様大きくなって欲しいものです。

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2006年11月19日 (日)

佐賀県遠征記(番外編)

Fi2621443_1e                                                        以前佐賀のyossyさんからコメントを戴いた時に、
yossyさんがニッポンバラタナゴを佐賀県内で探しておられるとのこと
だったので、今日は少しだけ気を付けて見てみました。
何しろカゼトゲタナゴが沢山入るポイントなので、
あまりカゼトゲタナゴに用が無い私は
今までこのポイントでバラタナゴを注意して見ていなかったからです。

結果からいうと、バラタナゴ自体がほとんどいない場所だと思われます。
なぜなら、3時間2人でガサをして入ったのがこの個体のみだからです。
勿論見落としはあると思いますが。。。

Fi2621443_2e                                                        アップにしてみましたが、ヒレの状態が分からず申し訳ありません。
しかし肉眼的には白線はありません。

Fi2621443_3e                                                        少し水中から出て貰いました。
印象としてはタイリクバラタナゴほど体高が無いように思われます。
ただ、バケツに入れた後で観察ケースに入れ、
色が抜け気味なので、今後も観察を続けようと思います。
また、何か分かったら、書きたいと思います。

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佐賀県遠征記2

Fi2621442_1e                                                        今回も一番網に入ってくれたのはカゼトゲタナゴでした。
図鑑などの情報から、一部地域に細々と
というイメージが強いと思いますが、
場所によってはかなりの数が生息していると思います。

地元産のものと違いがあるかどうか観察するために
少しだけ持ち帰りました。

Fi2621442_2e                                                        アブラボテです。
今回はなぜか大型の個体は少なかったです。
しかもタモに入るポイントが限定されていて、
少々残念でした。
アブラボテは色彩に地域変異が大きく、
九州の個体にも特徴があるのですが、
それはまたの機会の紹介になりそうです。

獲りたての水中から出た時は紫色の色彩があり、
単に茶色いタナゴではないと思います。
気が強いのが難点ですよね。

Fi2621442_3e                                                        ヤリタナゴです。
写真では分かり辛いのですが、私がいつも獲る地元産のヤリと比べて、
九州のヤリの特徴である「体高が低い」という特徴が
顕著な印象を受けました。

Fi2621442_4e                                                        ムギツクです。
この魚も比較的沢山捕れました。
幼魚の時のヒレがオレンジ(時には赤い)で綺麗です。
オヤニラミやドンコに託卵することが有名ですが、
このポイントでは、ドンコの方が多いので、
こちらに託卵しているのでしょうね。

Fi2621442_5e                                                       で、オヤニラミです。
今回この個体だけでした。
昨年は2匹採集していますが、年々減少しているようです。
最近は本来の生息域でない場所で繁殖していたりして、
関東でも見られるようです。

本来の生息域で現象し、どこ産かも分からないハイブリッドの
オヤニラミが繁殖しているというのは、悲しいことです。

さて、写真は以上なのですが、
他に獲れた魚を書くと、
・カワムツ
・ヌマムツ
・ナマズ
・ギンブナ
・ゲンゴロウブナ
・カムルチー
・ドンコ
・バラタナゴ
などがタモに入りました。

この中で特筆すべきは、このポイントでは以前見られなかった
ヌマムツが網に入ったことです。
勿論このポイントの形態を考えると、
他の流域から侵入することは可能なのですが、
少し驚きました。
「佐賀県の淡水魚」によると、佐賀の人たちは以前から、
カワムツとヌマムツをそれぞれカワバエ、ホリ(堀)バエと
呼び分けていたそうですから
居ること自体はそんなに驚くことではないのかもしれません。

また、今回ナマズの本当に小さい個体(親指サイズ)が
タモに入ったのですが、
友人がどうしても持って帰って飼うというので写真がありません。
きつねさんに是非お見せしたかったのですが。。。

今日のガサは結局雨に濡れてしまった為に、
複数のポイントを廻るということができませんでした。
このため、友人のポイントであるカワバタモロコなどの採集などが
行えず、次回に持ち越しとなってしまいました。

本来は今晩友人の家に泊まり、明日もガサの予定だったのですが、
明日提出しなければならない書類ができてしまったために、
残念ながら今日帰ってきました。

その内、リベンジしたいと思います。

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佐賀県遠征記1

今日の九州は一日雨が降ったりやんだりの一日。
でも、北風はさほど強くなく、寒さはさほど感じませんでした。
朝4時に起き、30分くらい準備をして出発。
目指すは佐賀県。
友人とは現地待ち合わせ。

しかし、計算していたのは平日の朝の交通量を考えての所用時間。
明らかに早く着いてしまい。
まだ、日も昇っていない状態。。。
仕方なく近くのコンビニで朝食をとる。

Fi2621441_1e                                                        やがて日が昇ってしばらくした頃友人も合流してガサ開始。
写真は今日獲ったオイカワ。
獲った時は良い色で紹介しようと思ったのですが、
バケツの中に入れていたので色が変わってしまっています。
そうです。。。
現場にカメラを持って行くのを忘れてしまったのです。。。
ですから、今日の写真は全て家に帰って来てからのものです。

今日は獲れた魚を順に紹介しながら、
色々と思いつくまま書いてみたいと思います。

Fi2621441_2e                                                         さて、次はゼゼラ。
一年ぶりに見ました。
季節毎に住む場所を変えている様子で、
このポイントでは大体同じ時期に見られます。

淀川にはヨドゼゼラという新種がいるようですが、
九州に居るわけもなく、普通のゼゼラだと思います。
似た種ではカマツカは沢山獲れたのですが、
ツチフキには今回も会えず。

Fi2621441_3e                                                         イトモロコです。
この個体は観察ケースの中では色が銀色になって
特徴の紹介がしにくいので、水槽の中での撮影です。
前のゼゼラと模様などが似ているのは、
両者ともにカマツカ亜科の魚だからです。
水中を遊泳するか?地面をはっているか?の違いなのでしょうか?

話は逸れましたが、イトモロコの特徴は側線鱗(側線のある鱗)が
他の鱗に比べて縦に長いことです。
今回もかなりの数のイトモロコが泳いでいました。

Fi2621441_4e                                                        スジシマドジョウ小型種九州型(?)
実はこの1匹しか獲れませんでした。
以前はこの個体ばかりのポイントだったのに。

このポイントに今回着いて感じたのが、エビモが少なくなって、
アナカリスが一面を覆っていたこと。
また葦が全く無くなっていました。
これは川の栄養価が上がったことが原因なんでしょうが、
泥が川底に堆積し、スジシマドジョウが好む
砂礫底の部分が少なくなっていたことがとても気になりました。

Fi2621441_5e                                                        マドジョウです!!
しかも中型から3センチの稚魚までかなりの数が今回獲れました!!

マドジョウごときで興奮することも無いのでは?
とお思いの方もいらっしゃると思います。
しかし、このブログに良くお越し頂いている方はご存じと思いますが、
九州でマドジョウを探すのは本当に苦労します。

今回これだけ沢山のマドジョウが獲れた背景は先ほど書いた
川底の変化によるのではないかと思っています。

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2006年11月17日 (金)

もっと近く!(笑)

Fi2621440_1e                                                         タイトルは懐畔泥鰌さんが紹介していた、
開高健氏の著書「もっと遠く!」のパロですが、
常々、魚の写真を撮っていると、
「もっと近づきたい」と思うのは当然の成り行きで、
そう思うあまり、レンズを水槽にぶつけてしまうことも。<(T◇T)>

「我が家の魚たちは写真で見るよりずっと綺麗なんだぁ!!」
と親バカ(?)もありますが、
私の腕とレンズの性能でできるだけの写真を撮りたいと思っています。

Fi2621440_2e                                                        そこで今日はどこまで近づけるか?
に拘って写真を撮ってみました。
モデルはオオヨシノボリくん。

胸ビレの根元に菱形の黒点があるのが特徴。
大型になる種類のヨシノボリですが、
我が家のは中型くらいでしょうか?

Fi2621440_3e                                                        ぶれてる。。。
でも、背びれの色がなんか綺麗。(自画自賛で申し訳ない)
アップで見ると、ハゼの仲間は本当にキュートです。

Fi2621440_4e                                                        まだまだ、近づき足りない。
もっと大きく、もっと大きく。

Fi2621440_5e                                                        近寄りすぎ。。。。

私の腕では現在この程度しか表現出来ないのですが、
「もっと近づきたい」
はおそらく私の永遠のテーマだと思います。

私のお馬鹿な思いつきにお付き合い戴き有り難うございました。m(__)m

さて、明日から両親が旅行に出かけます。
学生時代ならあれこれと親に内緒が楽しいんでしょうが、
正直家にいても、色々と大変です。

幸い、私は日曜、月曜と仕事がお休みなので、
遠征に出かける予定です。
今回は天候で中止にはしない予定。
新聞に載らないようにだけ気を付けて行ってこようと思います。
明日は仕事から帰って、遠征の準備が済んだら、
ゆっくりしようと思っています。
結果はこのブログで報告させて戴きますね。

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2006年11月16日 (木)

セキショウモを植えました。

Fi2621439_1e                                                        今日は休みだったので、朝から今度の遠征の準備をしました。
風防ネットを買ってきて網も作っていますし、
色々と買い出しも済ませました。

昼から少し時間があったので、
近くのホームセンターのペットコーナーへ。
餌を買うのが目的だったのですが、
セキショウモが売っているのをみて、
水槽に入れてみたくなりました。
私は水草はテープ類が好きなのです。
パロットフェザーもいいのですが、やはり葉が散るのと、
トリミングが面倒なので。

Fi2621439_2e                                                        水替え直後はカネヒラもこうして隠れています。
さっきまでのバトルが嘘のようです。
しかし、この状態は長くは続かないんですが。。。

Fi2621439_3e                                                        今回、ヤリタナゴの雄を出したのですが、
カネヒラを観察していると、
こうしたヒレがボロボロの個体が目に付きます。

自分の子孫を残す戦いというのは、
かくも熾烈なものなのですね。

Fi2621439_4e                                                        ヤリ達を出したからでしょうか?
カネヒラの婚姻色がかなりはっきりしてきたように思います。
少し落ち着いて産卵まで行ってくれるといいのですが。

Fi2621439_5e                                                        少し婚姻色の異なる個体。
何となく赤みが足りないし緑も少ない。
何となく黄色く見えます。
実際にイエロータイプやプラチナ個体は見たことがないのですが、
水槽の個体数を減らしたお陰で、
一匹一匹に目が行くようになりました。

出したヤリをどうするか?
まだまだ、計画があるのですが、それはまたの機会に。(^。^)

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紅葉(写真の練習?)

Fi2621435_1e                                                        今日はお昼から時間ができたので、
少し写真の練習もどきをしてみました。
モデルは我が家の紅葉。

つうさんの写真の水滴も狙ってみたのですが、
実際は難しいですね。(;^_^A アセアセ…

お魚とは全く関係ないですが、お時間があればお付き合い下さい。

Fi2621435_2e                                                        雨粒

Fi2621435_3e                                                        つうさんのようには上手く撮れないのですが。。。。
紅葉の葉脈が綺麗だと思いました。

Fi2621435_4e                                                        てかてかしてますね。

Fi2621435_5e                                                        切り取り方が難しです。

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2006年11月12日 (日)

遠征は延期。

Fi2621438_1e                                                        今日起きてみると、空は快晴。
昨日の天気が嘘みたい。
で、時計を見てみると。。。。
9時!!!ハッ(@_@)ウソデスゥゥ
そう。やらかしてしまいました。
待ち合わせは9時。
急いで友人に連絡して、遠征は来週に延期してもらいました。

そこで、以前見かけたアユを捕りに行こうと別の友人と近場の川へ。
しかし、そこにアユの姿は無い。(^◇^;)
折角色々と装備を作成したのに。。。

そこでどうするか友人と話すと、
以前ブログで書いたバラタナゴの記事を見ていて、
興味があるとのことだったので、一緒にバラタナゴ捕りに。

Fi2621438_2e                                                        昨日の雨の影響で、着いた川は水量がやや多めで、
流れも速く少し濁っていました。
ハヤ類であれば、こういう時は、やや上流の深い場所や
岸の草がたれて陰になっているところを狙うのですが、
今日はタナゴ。
少し勝手が違います。

バラタナゴはその小ささから
ヤリタナゴやカネヒラに比べて捕りやすいと思われがちですが、
意外に泳ぎは素早いです。
特にこの川は岸が水没していたことから、
川岸の水草が育つまでにはまだまだ時間がかかるので、
泳いでいるバラタナゴを捕るのは難しいんです。

僅かにあるボサの中を蹴飛ばしてみたのですが、
採れるのは小さな個体ばかり。
スレに弱い印象があるので、友人には
できるだけ大きな個体を持って帰らせたい。
と思っていると、深い所で貝を発見。
その周囲の石を少しずつ動かしていくと、
大きめのサイズのバラタナゴがタモに。

Fi2621438_3e                                                        目的のタナゴも捕れたし、友人は今日捕れたバラタナゴ用の
水槽を買いに行くというので、ここで帰宅。
それから水槽の写真撮影をして過ごしました。

バラタナゴもニッパラかタイリクか?はさておき、
こうして見ると、なかなか良い感じに見えます。

Fi2621438_4e                                                        先日捕まえてきたバラタナゴはこんな具合です。
少しお腹やヒレが黒っぽくなってきました。
ニッパラの特徴ですが、交雑個体でもこの現象が見られるようなので、
もう暫く観察が必要でしょうね。

来年の春過ぎには婚姻色が綺麗に出てくれると思いますので、
その頃にはまた紹介できると思います。

Fi2621438_5e                                                         タナゴ水槽では相変わらず、こんな光景が。。。
ヤリタナゴ同士の写真ですが、カネヒラとも同じような状態です。
やはりこれはなんとかしないと!!

ということで、現在色々と計画中です。
どういう風にするのか?はまた報告したいと思います。

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BGM

Fi2621437_1e                                                         この記事を御覧になった方、間違ってませんよ!!
魚のぞきのZaccoです。(笑)
(少し赴きを変えて、記事を書いています。)

以前さぼてんさんがオーディオの話をされてて、
その時に私が魚を眺めながら聞く曲があります。
と振っておきながら、放置していたのを思い出して、
今更ながら紹介しています。(;^_^A アセアセ…

さて、写真を見ていただければ、今更説明の必要が無いのでは?
最近このベスト盤が出て日本でかなりの番組にも出演してますから。
そう。
サラ・ブライトマンのアルバムです。

私は仕事に出かける前に水槽を覗いているのですが、
その時に必要なものがコーヒーとBGM。
勿論、仕事から帰ってきてからも。

さぼてんさんのようにオーディオ機器に凝ってはいないのですが、
Macユーザーの私には、iPODが最高です。

連れがカラオケが嫌いなのと、やはり年齢的に惚れたはれたの
歌詞が聴いててどうもこっぱずかしいんで、
もっぱら洋楽を聴いていますが、
サラのアルバムは、以前彼女に紹介されて聴き出したのが
最初だと思います。
私が男だからでしょうか?
やはり女性の透き通った声を聴いていると落ち着くんですよね。
他にもSisselやクラシックなどの癒し系音楽が多い気がします。
(仕事中は氷川きよしなどの演歌が多いです。)

魚たちにはどう影響しているか不明ですし、
魚とは全く関係ない記事ですみません。m(__)m
たまにはこういう記事もいいかな?と思いましたが、
書いていて、やはり違和感があるのは。。。(笑)
皆様も何かオススメがありましたら、
Zaccoに教えて下さいませ。
宜しくお願い致します。

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2006年11月11日 (土)

オイカワ Zacco platypus

Fi2621436_1e                                                        今更オイカワなのか?今だからオイカワなのか?
私自身よく分からないのですが、
それ程にオイカワに対する思い入れも大きいものがあります。
というのも私がこのブログを通じてお知り合いになった方の多くが、
実はオイカワを通じてだったということからしても、
この魚は私には特別なものがあるのです。

オイカワは私が採集を始めた頃は、
「河川の決まった場所にしかいない」
魚でした。
当時のノートを引っ張り出して見てみても、
採集数は少なく、小型の個体を採って帰ったことが多かったのですが、
最近は、ここにもいるの?
とやや希少価値が無くなった感があります。

これは本を読めば必ず出てくる、河川の状態の変化によるものです。
私はこの魚が増えるのを喜ぶ一方で、
以前のような魅力的な川が減っていることに同時に
寂しさも覚えています。

Fi2621436_2e                                                         さて、湿っぽい話はここまでにして、
よく、日本産淡水魚は「白黒の世界」と言われる
熱帯魚飼育者の方がいるのですが、
オイカワの雄の婚姻色をみて、
今まで持っていた感想がガラリと変わるのは痛快ですね。

写真のオスのオイカワは現在の我が家の個体の姿ですが、
婚姻色はまだ残っています。
しかし、最盛期の婚姻色には遠く及びませんね。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/66676/2603903#2603903
(過去記事で紹介しているので、ご参照を)

漫画「釣りキチ三平」ではジンケンとカタカナで表記される
この魚ですが、漢字で書くと、「人絹」と書きます。
これは人工絹の略で、価値のないモノという意味だそうです。

Fi2621436_3e                                                         メスの個体は一見地味に見えますが、
飼育していると、メスにはメスの良さがあることに気が付きます。

Fi2621436_4e                                                        若い個体の頃はオス、メスを見分けるのが難しいです。
しかし、婚姻色以外の時期に見かけるオイカワの色は、
大体この色なのではないでしょか?

また、私は見た事がないのですが、
この時期のオイカワはハスの稚魚と見分けるのが難しいとか。

小さい個体でも、採集直後はバケツのなかで良くジャンプします。
輸送の際にバケツの蓋にぶつかってボロボロということもあります。
また、飼育の際にも環境に馴染めないのか?
よく水槽から飛び出して死んでいるのを見かけます。
初めて飼う時には、できるだけ隙間を無くす方が賢明です。

Fi2621436_5e                                                        飼育に関しては酸欠に弱い点に気を付けること以外に
これといった注意点はないと思います。
出来れば広めの水槽で、流れを作ってあげるといいですが、
広さはさほど無くても飼えますし、
流れを作ることでそちらが上流だと勘違いして
ジャンプすることもありますから、
一慨に何が良いとは言えないんです。
水替えの際のショックを受けやすい魚でもありますが、
慣らしていくと、意外に大丈夫ですね。

飼育のコツは一つ一つ自分で試して行くべきではないでしょうか?
自然界での婚姻色を出すのは困難にしても、
飼育していて春に見せてくれる婚姻色は
「絶対に期待を裏切らない」
ということだけは保証します。

最後に、やはりオイカワに関してもまだまだ書き足りないというか、
消化不良です。
いずれ機会を見つけて加筆したり、修正したりしたいと思います。

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遠征中止。。。( ^.^)( -.-)( _ _)

今日は朝から雨。
昨日の夕方までは、朝方は大丈夫みたいな予報だったのですが、
強風警報まで出る始末。。。
遠征は明日に延期?まだ、分かりません。

さて、そこで短い時間のガサに出かけてきました。
採れたのは色々なのですが、
持ち帰りは僅か。

Fi2621434_1e                                                       先ずはヌマムツです。
前回の記事で成魚を登場させましたが、
今回は若い個体を紹介。
この前の記事では、見て下さった方に誤解を与えるかも(?)
と思ったもので、一匹持ち帰ってきました。
婚姻色が出ていないこともあり、
カワムツのように見えると思います。

Fi2621434_2e                                                        次に網に入ったのは、オイカワ。
まだまだ、小型の部類に入るおそらくメスの個体です。
我が家の飼育魚シリーズで登場していないので
(とはいいつつも、夏頃にはかなり登場したのですが。。。)、
採集直後の姿を撮影したく、持ち帰ってきました。

ここからはタナゴです。
Fi2621434_3e                                                         まずはカネヒラ。
写真を見ていただくとお分かりの通り、
黒点病がかなりでています。
後で紹介するヤリタナゴと比べると、
同じ場所で採ったとは思えない程。

タナゴ類は季節によって移動することが知られていますが、
こうした事情が関係しているのかもしれませんね。

同じカネヒラでも、九州の個体は婚姻色の赤い部分が広いのが特徴とか。
また岡山や琵琶湖の個体ほど大きくならないらしいです。
私はこの地域のカネヒラを見たことがないので、
逆にそちらの個体も見てみたいです。

Fi2621434_4e                                                         さて、ヤリタナゴの雌です。
オスは今回残念ながら、網に入りませんでした。
やはり昨日から降り続いた雨で川が濁っているので、
見ながらの採集が出来なかったのが原因でしょう。

僅かながら産卵管が出ているのには驚きました。
やはり今年は川の中でも異常気象の影響を受けているようです。

Fi2621434_5e                                                        最後に二枚貝の紹介を。
トンガリササノハガイです。
九州北部には普通にいる種類のようで、
琵琶湖に行くと、やや細長いササノハガイが生息しているようです。
今回カネヒラの繁殖用に2つほど持ち帰りました。

この記事で紹介出来なかった魚についてですが、
ヌマチチブの大型個体、カゼトゲタナゴなども網に入りました。
約1時間くらいのガサですが、やはり天気の良い日にガサをしたい!!

さて、明日は遠征ができるのだろうか。。。。

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2006年11月 9日 (木)

カネヒラまで。。。。

Fi2621433_1e                                                        ヤリタナゴに押され気味だった、我が家のカネヒラ。
ここのところ、俄然闘争心が強くなり、
戦闘モード突入といった感じです。

Fi2621433_2e                                                          このようにヒレを広げて他の魚を威嚇しています。
よせばいいのに、このまま水槽中を泳ぎまくるので、
小型のタナゴは一カ所に追いやられてしまいます。

Fi2621433_3e                                                       ちょっと見にくいのですが、我が家で最大級のカネヒラ同士。
お互いにヒレを広げて併走し、威嚇しあっています。
戦意を喪失した方はヒレをたたんで暫く温和しくなるのですが、
また暫くすると、同じ行動の繰り返しです。

もっと見やすい写真を狙ったのですが、
動きがとにかく素早いんです。(×_×)

Fi2621433_4e                                                        サイズが大きいカネヒラだけでなく、
小さいサイズのカネヒラも負けずにヒレを広げていますが、
やはり大きな個体にはかなわないようです。

ヤリタナゴはヤリタナゴで戦闘モードだし。。。
また頭が痛くなってきました。(==;)

Fi2621433_5e                                                        最後に、先日戴いたセボシタビラです。
少し婚姻色が出てきました。
おそらく来年の2月頃には婚姻色が
ご紹介できるのではないでしょうか?

さて、ここのところ仕事の方がまた忙しく、
記事の公開が出来ずすいません。m(__)m
今日、一つ山を越えましたので、
暫く時間が出来ると思います。

今週末は友人と遠征も計画中。
まだ、本決まりではないのですが、
イトモロコが見たいとのことなので、
捕りに行く予定です。
 

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2006年11月 5日 (日)

ヌマムツ Zacco sieboldii

皆様3連休の最終日、如何おすごしでしょうか?
私は今日もばっちりお仕事でした。。。

Fi2621432_1e                                                         さて、今日は以前予告していたヌマムツについて紹介しようと思います。
最近までカワムツA型と呼ばれていたこのヌマムツ。
私にとっては、凄く憧れの魚だったのです。

わざわざこの魚を見るために、近隣の県まで出かけた程です。
しかし、最初に出会った時の印象は、
まさかこんなに近くにいるとは。。。
というのが正直な感想でした。

というのも、その川の上流部は以前採集して調査していたのですが、
その時はカワムツ(旧B型)しか捕れなかったからです。
下流にまさか生息しているとは想像もしていませんでした。

このように両者が共存している場所では、
上流にカワムツ、下流にヌマムツと
棲み分けがなされていることが多いようです。

Fi2621432_2e                                                         とはいっても、最初に見つけたのは稚魚サイズのものばかりで、
成魚を捕まえるまでそれから暫くかかったのですが。。。

今でも、私が一番好きな魚はこのヌマムツかもしれません。
勿論、タナゴとかアブラハヤなど他に会いたい魚は沢山いるのですが、
私がふと魚捕りに行こうと思った時は、
この魚を見に行くことが多いです。

写真はメスの個体ですが、産卵期になると婚姻色こそ出ませんが、
縦条が青(緑)っぽく変わったり、消失したりします。
よくオイカワとの交雑が起こるのも、
こうしたメスの色の変化がオイカワのオスに勘違いを起こさせるとか。

Fi2621432_3e                                                         カワムツとの見分けは、
1.オスの婚姻色が桃色がかった赤色である(カワムツはオレンジ色)
2.胸ビレ、腹ビレの前縁が赤い(カワムツは黄色)
3.体側の縦条が淡い
4.側線鱗数が異なる(ヌマムツ53から63、カワムツは46から55)
5.尻ビレ条数が9軟条、カワムツは10軟条

とありますが、
・婚姻色を出したオスの追い星がえら蓋の所にもある。
なども付け加えておきます。
勿論例外や地域変異で胸ビレの色が
オレンジっぽい個体がいたりするんで難しいのですが。

Fi2621432_4e                                                        私の住む福岡県では有明海流入河川産のヌマムツの古い標本が
東京大学に保管されていることから、
天然分布であることが証明されていますが、
私の採集場所はこの地域ではありませんので、
天然分布かどうか?は不明です。

Fi2621432_5e                                                        飼育に関してはカワムツに比べ、温度変化による白点病にかかりにくい
ため、簡単だと言われていますが、
私の印象は少し違っています。

特に小さい個体は水槽導入直後にスレなどから
死亡に至るケースが多いように思います。
(一度水槽に馴染んでしまえば、非常に安定しています。)

あと、河川下流や沼地などあまり流れのない場所に生息している
らしいのですが、水槽の水が汚れてくると、
皮膚の色の明るさが落ちるように感じます。
(新鮮な水にすると、元に戻ります。)

私の印象としては、赤いカワムツだったこのヌマムツ、
韓国にはZacco koreanusという黄色の婚姻色をもった
カワムツがいるようです。
http://cafe.daum.net/fishandpeople
このZacco koreanusは更に3種類からなるかもしれないとのこと。
Zacco属はまだまだ新しい発見があるかもしれませんね。

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2006年11月 4日 (土)

相変わらず。。。

Fi2621431_1ejpg_3                                                                                                                                                                                                                                                

相変わらず我が家のタナゴ水槽では、
ヤリタナゴが貝を巡って闘争を続けております。
そんなに一生懸命戦っても、
メスのお腹はぺっちゃんこなのに。。。(・_・、)

Fi2621431_2e                                                                                                                                                                                                            

 

強いオスがこの頃決定したみたいで、
このオスが近寄ってくる他のタナゴを
オス、メス関係無く攻撃しています。

攻撃の方法は色々とあるのですが、
中で一番派手なのは、並行に泳いでいてしっぽ同士を絡めて、
お互いがぶつかるというもの。
戦う意志のあるオスはヒレを決して閉じません。

Fi2621431_3e                                                                                                                           

 

両者のぶつかり合いはこんな感じでどんどん続きます。
弱い方がはじき飛ばされるような感じに見えます。

Fi2621431_4e                                                                                                                         

 

怯えた他のタナゴたちはというと。。。
こんな風に一時避難です。
とういうのは嘘ですが、水槽の反対に移動して、
その部分だけ個体の密度が上がります。

写真は水替えの後で、驚いているタナゴたち。

Fi2621431_5e                                                                                                                           

更にミナミヌマエビくん達もこうして避難。

これは本当にこういう感じで、
まさに嵐の去るのを身を寄せて待っているように見えて、
これはこれで面白い光景です。

しかし、本命のカネヒラの産卵を促すためにも、
ヤリタナゴは別の水槽に移した方がよさそうですね。。。


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2006年11月 3日 (金)

骨質盤

タイトルを見て聞き慣れない単語だと思いますが、
今日の主役はこいつです。
シマドジョウ類の雌雄の見分けに使われます。
サイズによって形成過程があり、
完成するのは大型の個体となってからのようです。

Fi2621430_1e                                                                                                                         シマドジョウやスジシマドジョウにありますが、
今日のモデルはヤマトシマドジョウです。

Bth2621430_2b





拡大して上から見た状態です。
かなりぼやけているのですが、
胸びれの根元の部分に注目していただけたらと思います。
前から2番目の鰡条が太くなり、
ここにも縞があるのが見えると思います。
更にその根元が円形に膨らんでいるのがお分かりでしょうか?
これが「骨質盤」です。

Fi2621430_3e
















同じ状態のメスです。
骨質盤が無いのが分かると思います。

おそらくドジョウ一般に言えることだと思いますが、
天然採集個体は上からみると、
メスの方が胴回りが太く、
丸みを帯びていると思います。
サイズも大きい個体が多いのはメスの方です。

Fi2621430_4e











更に別の角度から。
アップにすると更に可愛いく見えてしまいます。

骨質盤の参考文献としては、
「川と湖の魚1」
川那部浩哉、水野信彦 共著
保育者
定価 1600円
が最も簡単に手に入り、見やすいのではないでしょうか?

イラストでですが、シマドジョウ、スジシマドジョウ、
ヤマトシマドジョウの骨質盤が紹介されています。

Fi2621430_5e










今日1時間で約40匹のヤマトシマドジョウを捕まえました。
その中から記事で紹介しやすそうな個体を選んで持ち帰ったのですが、小さいサイズの個体が捕れなかったので、
骨質盤の成長過程については紹介出来ないのですが、
機会があれば、また別の機会に紹介したいと思います。

今回の記事は懐畔泥鰌さんのブログに感化されて特集してみました。
小型種や中型種では見にくいかもしれませんし、
またシマドジョウの方がヤマトシマドジョウよりも
形状が異なる事もあり、分かり辛いはずです。
骨質盤の件では少々ご無理を言ってしまったかな?
と反省しておりますが、懐畔泥鰌さんの試みを陰ながら応援したく思います。

参考までに、ヤマトシマドジョウやその他のドジョウの紹介がされている
ブログを紹介しておこうと思います。
興味のある方は是非参照されてみて下さい。
福岡県立北九州高校の魚部の「魚ブログ」です。
http://blog.goo.ne.jp/gyobu2005/
高校の部活動で日本産淡水魚などの採集や飼育をされているのですが、面白いですよ。
ブログ内の検索でシマドジョウなどと検索をかけると、
早いと思います。

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