« もっと近く!(笑) | トップページ | 佐賀県遠征記2 »

2006年11月19日 (日)

佐賀県遠征記1

今日の九州は一日雨が降ったりやんだりの一日。
でも、北風はさほど強くなく、寒さはさほど感じませんでした。
朝4時に起き、30分くらい準備をして出発。
目指すは佐賀県。
友人とは現地待ち合わせ。

しかし、計算していたのは平日の朝の交通量を考えての所用時間。
明らかに早く着いてしまい。
まだ、日も昇っていない状態。。。
仕方なく近くのコンビニで朝食をとる。

Fi2621441_1e                                                        やがて日が昇ってしばらくした頃友人も合流してガサ開始。
写真は今日獲ったオイカワ。
獲った時は良い色で紹介しようと思ったのですが、
バケツの中に入れていたので色が変わってしまっています。
そうです。。。
現場にカメラを持って行くのを忘れてしまったのです。。。
ですから、今日の写真は全て家に帰って来てからのものです。

今日は獲れた魚を順に紹介しながら、
色々と思いつくまま書いてみたいと思います。

Fi2621441_2e                                                         さて、次はゼゼラ。
一年ぶりに見ました。
季節毎に住む場所を変えている様子で、
このポイントでは大体同じ時期に見られます。

淀川にはヨドゼゼラという新種がいるようですが、
九州に居るわけもなく、普通のゼゼラだと思います。
似た種ではカマツカは沢山獲れたのですが、
ツチフキには今回も会えず。

Fi2621441_3e                                                         イトモロコです。
この個体は観察ケースの中では色が銀色になって
特徴の紹介がしにくいので、水槽の中での撮影です。
前のゼゼラと模様などが似ているのは、
両者ともにカマツカ亜科の魚だからです。
水中を遊泳するか?地面をはっているか?の違いなのでしょうか?

話は逸れましたが、イトモロコの特徴は側線鱗(側線のある鱗)が
他の鱗に比べて縦に長いことです。
今回もかなりの数のイトモロコが泳いでいました。

Fi2621441_4e                                                        スジシマドジョウ小型種九州型(?)
実はこの1匹しか獲れませんでした。
以前はこの個体ばかりのポイントだったのに。

このポイントに今回着いて感じたのが、エビモが少なくなって、
アナカリスが一面を覆っていたこと。
また葦が全く無くなっていました。
これは川の栄養価が上がったことが原因なんでしょうが、
泥が川底に堆積し、スジシマドジョウが好む
砂礫底の部分が少なくなっていたことがとても気になりました。

Fi2621441_5e                                                        マドジョウです!!
しかも中型から3センチの稚魚までかなりの数が今回獲れました!!

マドジョウごときで興奮することも無いのでは?
とお思いの方もいらっしゃると思います。
しかし、このブログに良くお越し頂いている方はご存じと思いますが、
九州でマドジョウを探すのは本当に苦労します。

今回これだけ沢山のマドジョウが獲れた背景は先ほど書いた
川底の変化によるのではないかと思っています。

|

« もっと近く!(笑) | トップページ | 佐賀県遠征記2 »

ガサ日記」カテゴリの記事

コメント

佐賀県も資源が豊富ですね。昨年、滋賀県で「ゼゼラ」が採取されたのは4市5町だけ、「イトモロコ」も7町1村で減少しています。一度にこれらが捕れる環境は、素晴らしいですね。

投稿: ryu-oumi | 2006年11月20日 (月) 08時00分

マドジョウ?Zaccoさんがマドジョウで喜ぶなんて?と、思ったら・・・そうでした^^なかなかいないんでしたね。ということは、今回はかなりの収穫だったんですね!

投稿: たこちゃん | 2006年11月20日 (月) 22時43分

ゼゼラいいですね~。年魚らしいので、維持する繁殖サイクルが大変そうです。イトモロコはアユなどの放流で移入されたものが繁殖して、伊豆の某川にいるそうです。静岡県中部の移入魚ズナガニゴイは場所がわかったので、次はイトモロコも探して見たいです(自宅から約80km離れていますけどw)。

投稿: きつね | 2006年11月20日 (月) 23時19分

>ryuさんへ琵琶湖周辺と比べると佐賀県の魚は面白いですよ。なにせここを通って日本に生息域を拡大していった魚がほとんどですから。その中で国内で分化していったものとそのまま生息しているもの。そうしたものが見えてきます。日本列島を川に例えれば、上流なんでしょうね佐賀県は。中流である滋賀県琵琶湖周辺で更に分化し関東の方まで進出していったと考えると、私はこの地域の魚が更に面白く感じるのです。

投稿: Zacco | 2006年11月21日 (火) 00時39分

>たこちゃんへマドジョウの採集自体が嬉しかったのですが、サイズが色々と獲れたことで、この場所で繁殖していることが確認できたことも嬉しかったんです。(逆にシマドジョウが減少しているのはショックでしたが。)今回の変化が長期的に見るとどう評価すべきかは分かりませんが、私個人としては何となく複雑な気持ちです。

投稿: Zacco | 2006年11月21日 (火) 00時42分

>きつねさんへこの前のツチフキが水槽のなかで上手く育ってくれているので、今回は少し自信が着いたのもあってゼゼラを持ち帰ってみました。どうやらオスメス揃っているようなので、繁殖までできればいいのですが、先ずは様子をみてみたいと思っています。80キロですか・・・しかし今回の遠征はそのくらい走ってます。その内イトモロコ発見の報告が聞けること楽しみにしています。勿論、ご無理はなさらないで下さいね。

投稿: Zacco | 2006年11月21日 (火) 00時46分

ドジョウは九州では少ないのですか?知らなかったです。ゼゼラはこの辺りでいるのかな?現地調査してみないと解りませんね。

投稿: 懐畔泥鰌 | 2006年11月21日 (火) 23時02分

>懐畔泥鰌さんへどじょうはなかなかいないんですよぉぉぉ。。。皆様の報告を聞いて羨ましいのは、ドジョウとウグイ。九州の河川は水源から貯水池になってそこから川になるケースが多いので、貯水池が小規模のものなら、ドジョウがみられることがあります。あとは田んぼに水をいれる時期に川に入った個体が獲れる程度ですかね。ゼゼラは、岐阜で採集された方がいらっしゃいますから、可能性はあると思います。カマツカのようにレイアウトを壊したりしませんから、是非!!(^。^)

投稿: Zacco | 2006年11月23日 (木) 19時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1201901/29068157

この記事へのトラックバック一覧です: 佐賀県遠征記1:

« もっと近く!(笑) | トップページ | 佐賀県遠征記2 »