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2006年12月14日 (木)

滋賀県立琵琶湖博物館 其の5(タナゴ)

さて、今回の琵琶湖博物館訪問の目的の一つに

「タナゴの写真を写す」
という事がありました。
というのも、タナゴの記事を書くのに、
写真が無いタナゴが多かった事があります。

Fi2621453_1e                                                                                  結果から言うと、一部は成功。
一部は失敗という感じでした。
というのも、一部のタナゴには一つの水槽が与えられているのですが、ほとんどのタナゴは写真のように群泳しており、
一種だけを写真に写すというのは至難の技としか言えないからです。

写真の水槽にはイチモンジタナゴ、シロヒレタビラ、アブラボテ、
カネヒラが泳いでいたと記憶しています。

Fi2621453_2e







                                                        先ずはこの水槽のイチモンジタナゴ。
正直写真のできは満足の行く物が無かったのですが、
側線などの特徴は撮れているので、
ひとまず安心。

今回琵琶湖博物館に行って、このタナゴの生息が激減しているらしいことを知りました。
日本淡水魚愛護協会の西村さんのコメントを読むと、
濃尾のイチモンジタナゴは琵琶湖由来のもののようです。
しかし、逆に琵琶湖で減っているとしたら、
本末転倒な気がします。

九州でも一部の地域に移殖されているこのタナゴですが、
私が実物を見るのは初めてでした。
想像以上に綺麗なタナゴですね。

Fi2621453_3e




                                                              続いては、ゼニタナゴです。
飼育環境では警戒心がもの凄く強く、
「飼育者の見ている前では餌も食べない」
と聞いていますが、
水槽に私が近づくと、水槽の陰に隠れて
写真が本当に撮りにくかったです。
(今回タナゴの水槽全般で言えたことですが)

しかし、このタナゴも初めてみるタナゴで、噂通りの細かい鱗。
写真の個体は色が薄いですが、
綺麗な紫色の体色は本当に感動でした。

Fi2621453_4e





                                                                      そして、ミヤコタナゴです。
うみへびさんから婚姻色のでたミヤコタナゴの美しさを
聞かされていた私。
今回どうしても見たいタナゴでした。
幸い個体数も多く、見応え抜群だったのですが、

私はここでも興奮のあまり、写真がほとんど使い物になりません。(x_x)
一緒に泳いでいたメスもじっくり見たのですが、
実際問題、「ぱっと見だと難しいなぁ。」というのが正直な感想でした。
勿論見分けは可能なのですが。。。。

さて、ここまでが国産タナゴの写真です。
残念ながら、シロヒレタビラ、イタセンパラ、スイゲンゼニタナゴ
の写真は手に入れることができませんでした。
この内、シロヒレタビラ、スイゲンゼニタナゴの写真は撮ったのですが、
紹介出来るほどのものでは無いのです。
一度に全て手に入れば嬉しかったのですが、
苦労して会いに行く楽しみが残ったと
前向きに考えたいと思っています。

Fi2621453_5e




                                                       最後に外国産のタナゴの群泳です。
中を泳いでいるのは、
・オオタナゴ
・トンキントゲタナゴ
・ウエキゼニタナゴ
・ローデウス・ファンギ
の4種類。
一部は国内でも有名なタナゴですね。

さて、長々と私の琵琶湖博物館の記事を書いてきましたが、
最後まで読んで戴き、有り難うございました。m(__)m
消化不良は否めませんし、また機会を作って是非行ってみたいですね。
今回紹介出来なかった写真とかもあるのですが、
機会を見つけて紹介出来ればと考えています。
このような素晴らしい博物館を持った滋賀県が羨ましいです。
皆様も是非!!機会を見つけて出かけてみて下さい。
絶対に感動すると思います。

最後に、琵琶湖博物館では職員の方に本当に親切にして戴きました。
魚の標本目録を倉庫から快く持ってきて戴いたり、
順路に関しての説明をしていただいたり、
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
本当にそういう意味でも素晴らしい博物館だったと思います。

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コメント

ええー!?オオタナゴやミヤコタナゴ……私が行ったときには居なかったよ!!特集やってるのかなぁ?? 羨ましい。でもZaccoさんにとっては最高のタイミングでしたね!写真のコレクション一気に増えたと思います!私が見たときはここのタナゴ混遊水槽は特に広くて、彼らがのびのびと泳いでいる姿がとても印象に残りました。ミヤコは尻鰭の先端の黒い部分がとても鮮明で大好きです。ヤリなどにも同じように黒い部分があるのですが、婚姻色の出ていないミヤコのその黒い部分は本当に綺麗ですよ。婚姻色でていない方が好き(出ているのも好き!)という私も変わってるとは思いますが。

投稿: うみへび | 2006年12月14日 (木) 23時31分

私も先日、琵琶湖博物館でミヤコタナゴの実物を初めて見て、色の鮮やかさに感動しました。 イチモンジタナゴ、シロヒレタビラは、残念ですが、滋賀県の自然下で見ることは殆どありません。ハリヨと共に絶滅が心配な種達です。 ご存知かもしれませんが、滋賀県の魚の分布情報です。 http://www.lbm.go.jp/nakajima/FC00houkoku03.htm

投稿: ryu-oumi | 2006年12月15日 (金) 08時25分

>うみへびさんへまさにラッキー以外のなにものでもないのですが、見れて最高にハッピーです!!バックヤードではかなりの魚が飼育されているようですし、入れ替えとかがあるのかな?婚姻色の出ていない個体の尻ビレの先端の黒い部分ですね、_〆(。。)メモメモ…って、是非また見に行かなきゃ!!(嬉しい悲鳴(^。^))胸ビレの先端も黒いのも特徴ですよね。写真はコレクションが増えたことは増えたのですが、まだまだ、アカヒレタビラなどうみへびさんのお力をお借りしたい個体がおります。その節はどうか宜しくお願いします。m(__)m

投稿: Zacco | 2006年12月15日 (金) 19時09分

>ryuさんへミヤコタナゴ、本当に綺麗でした。私は関東に行かないと見られないと思っていましたので、感激はひとしおでした。確かに琵琶湖博物館の魚の飼育環境は素晴らしいと思います。その辺もじっくりみてきました。シロヒレタビラにせよ、イチモンジタナゴにせよ、元々の生息地で減少しているというのが、残念でなりません。しかし、稀少度がハリヨクラスとは。。。(絶句)滋賀県の魚の分布状況の情報有り難うございます。うおの会のページですね。私はこのHPを知らなかったので、今回の旅行で琵琶湖博物館研究調査報告書23号 みんなで楽しんだうおの会ー身近な環境の魚たちーを購入しました。内容はこの生息状況が中心なので、お持ちではない方は、このページを参考にされるといいですね。いつも貴重な情報を有り難うございます。

投稿: Zacco | 2006年12月15日 (金) 19時22分

おかえりなさーい(*゜▽゜)ノ沢山の素敵な写真、気合い入れて見るだけでも疲れるのに、渾身の撮影!お疲れさまでした。楽しく拝見させて頂きました。というより、いいな~ いいな~行きたくなってきました。ハイ。

投稿: さぼてん | 2006年12月15日 (金) 21時11分

>さぼてんさんへお久しぶりです。写真は興奮し過ぎで、ろくなものがありません。(×_×)本当にさぼてんさんの写真と比べること自体が失礼なレベルで、反省しきりです。琵琶湖博物館はさぼてんさんもお好きな京都から電車で20分プラスバスで20分と、地図で見るよりは簡単に行けます。もし京都ご旅行の予定がある際には是非!!(私は琵琶湖博物館の回し者ではありあせんが。。。)

投稿: Zacco | 2006年12月15日 (金) 23時56分

考古学やっている私としては、琵琶湖の湖底遺跡や化石も見逃せない展示の一つでした。あと、館内に古民家を移築して、実際に洗い場にコイを飼っているところも。ブラックバスをはじめて食ったのもここでした。白身であっさりして意外とうまかったけど、衣が脂っこかった。バスが意外といけるというのは本当でしたね。

投稿: べーさん | 2006年12月17日 (日) 20時17分

次、また関西に来られる機会がありましたら、こちらもお勧めしておきます。大阪の水道記念館です。http://blog.livedoor.jp/besan2005/archives/50304635.html琵琶湖博物館より規模はずっと小さくなりますが、入館料はタダ。さらに、バックヤードも公開されていますよ。

投稿: べーさん | 2006年12月17日 (日) 20時24分

琵琶湖博物館の記事を全部読ませて頂きました。私もそうでしたが気持ちが高揚しますよね!Zaccoさんの様子も目に浮かびます。順に廻ると「淡水の生き物たち」のコーナーは最後になります。先に「琵琶湖のおいたち」から「人と琵琶湖の歴史」を常設されていますが、ここも興味深く内容は濃いですね。父方の祖父が滋賀県なので琵琶湖は産湯代わり、夏休みには絶好の遊び場所でした。

投稿: 懐畔泥鰌 | 2006年12月17日 (日) 20時27分

琵琶湖博物館、楽しく拝見させていただきました。Zaccoさんの興奮具合、また行きたいと思える程のボリュームと楽しさ。とても多くのものが伝わってきました。私も貯金溜めてツアー企画しないとです。仕事がんばろうっと。また、おみやげありがとうございました。もう、全てのものがお気遣いいただいた最高の品ばかりでしたよ!!

投稿: きつね | 2006年12月18日 (月) 00時27分

>きつねさんへべーさんが考古学をやってらっしゃること、最近の記事で知りました。私の小さい頃の夢は考古学者。まさに憧れのお仕事です。素人の興味と実際のお仕事は違うのでしょうが。。。確かに琵琶湖の出土物は面白かったですが、私は象は野尻湖というイメージが強かったりしたもので。バスはべーさんと全く同じ感想でした。揚げ方の問題なんだと思います。大阪の水道記念館はうみへびさんのブログで紹介して戴いていたのですが、近畿があんなに交通網が発達していると知らなかったので、今回は行けませんでした。行きたい所だらけで、次回はゆっくり時間を取って廻ってみたいです。色々と情報有り難うございます。m(__)m

投稿: Zacco | 2006年12月18日 (月) 19時17分

>懐畔泥鰌さんへいやいやお恥ずかしい。。。(*^▽^*)ェ私はここを2周したのですが、係員の方に逆走してもOKと言われたので、2回目は水槽展示の方から廻りました。(エスカレーターの奥から)滋賀県に対する九州人のイメージは漠然としたものがありましたが、歴史、文化素晴らしいものがありますね。お近くにお住まいなのが、本当に羨ましくて仕方がありません。

投稿: Zacco | 2006年12月18日 (月) 19時23分

>きつねさんへ→べーさんへの間違いでしたね。申し訳ありません。m(__)m

投稿: Zacco | 2006年12月18日 (月) 19時24分

>きつねさんへ私は水族館のチラシから水族館巡りに興味を持ったのですが、琵琶湖博物館はきつねさんの仰る「日本産淡水魚の聖地」の名に恥じない素晴らしい施設でした。聖地巡礼はお伊勢参りと一緒で、一生に一回は。(笑)お土産は大したものではないので、こちらの方がお恥ずかしいかぎりです。お土産を私のブログで紹介するのも変な話なので、この話はここまでにしようと思いますが、喜んで戴けたみたいで安堵致しました。(^。^)

投稿: Zacco | 2006年12月18日 (月) 19時27分

Zaccoさん昔の土木工事と言った方が分かりやすいかもしれませんね。発掘ジョレンという土を掬う道具とかシャベルでドカ掘りしてます。遺構が見えてきたらガリと呼んでる三角ゴテで綺麗にして測量。こんな感じですね。魚がらみでは、田んぼの真ん中のとある遺跡で出土した土器群の出土状況を実測していたとき、前日の雨で溜まった水溜りになにやら動くものが・・・。近くにあった柄杓で掬うと、でっかいドジョウがウネウネと。そいつは今、うちの水槽にいますよw

投稿: べーさん | 2006年12月24日 (日) 21時12分

久しぶりにやってきました^^;記事の内容の濃さからZaccoさんがいかに楽しかったかわかりますね^^記事からするとアクアトトは小さいですね。(当たり前か^^;)アクアトトにはモロコ系とタナゴ系の希少種が単独ちび水槽に入っていますので、機会がありましたら見に来てください^^(決してアクアトトの回し者じゃありません^^)

投稿: たこちゃん | 2006年12月28日 (木) 23時18分

この記事のコメントで失礼します。様々な濃い内容の情報をこれからも期待しています。今年、色々お世話になりました。来年も宜しくお願い致します。

投稿: 懐畔泥鰌 | 2006年12月31日 (日) 22時56分

ここでのコメントで失礼します。旧年中はお世話になりました。楽しいブログを今年も楽しみにしています。

投稿: きつね | 2007年1月 1日 (月) 22時38分

あけましておめでとうございます!お忙しいようですが、体に気をつけてくださいね。今年も勉強になる記事や楽しいガサ記事を読ませてください^^

投稿: たこちゃん | 2007年1月 6日 (土) 00時07分

お忙しいご様子。お身体は大丈夫ですか?(かくいう私もアクアトトの回し者です。)今年も色々と教えを乞うことを楽しみにしております。(_ _)

投稿: さぼてん | 2007年1月23日 (火) 21時33分

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