水槽日記

2006年11月21日 (火)

例のツチフキ(その後)

Fi2621444_1e                                                        以前採集したツチフキ。
結構大きくなってくれました。
とはいっても全長10センチになるそうですから、
我が家のツチフキはまだまだですね。

その中でも一番大きなツチフキは追い星を出しています。
胸ビレの前縁に白い点があるのがお分かりでしょうか?
本来、ツチフキの産卵期は4月から6月。
我が家の水槽はヒーターで20℃に設定されているので、
こうした変化が見られたのだと思います。

ツチフキのオス、メスの見分けは一般に背びれの大きさです。
(大きい方がオスです)

日本産淡水魚はryuさんのブログの記事でもコメントしたのですが、
全体を見ると、一見地味な魚が多いと言われます。
しかし、こうした小さい発見があることや、
一年の内のある時期だけ限定でみられる特徴など、
知れば知るほど面白いんですよ。(^。^)

元々水槽飼育ではカマツカやツチフキ、ゼゼラは痩せやすく、
長期飼育が難しい部類に入る魚です。
それがここまで大きくなってくれたことは、
飼育者として少し自信がつきました。

そこで、今回の遠征で一年しか生きないといわれる
ゼゼラを持ち帰って飼育してみることにしました。
ツチフキ同様大きくなって欲しいものです。

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2006年11月16日 (木)

セキショウモを植えました。

Fi2621439_1e                                                        今日は休みだったので、朝から今度の遠征の準備をしました。
風防ネットを買ってきて網も作っていますし、
色々と買い出しも済ませました。

昼から少し時間があったので、
近くのホームセンターのペットコーナーへ。
餌を買うのが目的だったのですが、
セキショウモが売っているのをみて、
水槽に入れてみたくなりました。
私は水草はテープ類が好きなのです。
パロットフェザーもいいのですが、やはり葉が散るのと、
トリミングが面倒なので。

Fi2621439_2e                                                        水替え直後はカネヒラもこうして隠れています。
さっきまでのバトルが嘘のようです。
しかし、この状態は長くは続かないんですが。。。

Fi2621439_3e                                                        今回、ヤリタナゴの雄を出したのですが、
カネヒラを観察していると、
こうしたヒレがボロボロの個体が目に付きます。

自分の子孫を残す戦いというのは、
かくも熾烈なものなのですね。

Fi2621439_4e                                                        ヤリ達を出したからでしょうか?
カネヒラの婚姻色がかなりはっきりしてきたように思います。
少し落ち着いて産卵まで行ってくれるといいのですが。

Fi2621439_5e                                                        少し婚姻色の異なる個体。
何となく赤みが足りないし緑も少ない。
何となく黄色く見えます。
実際にイエロータイプやプラチナ個体は見たことがないのですが、
水槽の個体数を減らしたお陰で、
一匹一匹に目が行くようになりました。

出したヤリをどうするか?
まだまだ、計画があるのですが、それはまたの機会に。(^。^)

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2006年10月22日 (日)

バラタナゴ

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佐賀のyossyさんが探しているという、ニッポンバラタナゴ。
生息地を見てみると、私の住む地域は空白地帯です。
これは情報が少ないせいなのか?
本当に確認されていないのか?
正直分かりません。

一時期は必死に探した時期もあり、複数飼育していたのですが、
水槽の数が少ない悲しさから、複数の産地のバラタナゴを
同一の水槽で飼育せざるを得ず、
中には確実に「タイリクバラタナゴ」と断定できる個体から、
これはニッパラぽいなという個体までごちゃ混ぜになってしまいました。

そんな中、たこちゃんやさぼてんさんに過密飼育を指摘され、
一時バラタナゴを別の水槽に移したことから、
改めて、バラタナゴを採集してみようという気持ちになりました。
勿論、yossyさんのコメントに刺激を受けたことも原因です。

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タイリクバラタナゴとニッポンバラタナゴの問題とは何なのでしょうか?
有名な話ですので、ここでは割愛させていただきます。
気になる方は検索してみて下さい。

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私がその中でもニッポンバラタナゴではないのかな?
と思った個体を採集した場所は、採集帳によると、
私の住む地域を流れる川のある支流の上流部でした。
(本流で捕った個体には胸びれに白い線があります。)

私の父の幼少期(1960年代)には私の住む地域にはタナゴが生息し、
「シビンタ」と呼ばれていたようです。
このタナゴが、ガゼトゲタナゴなのか?ニッポンバラタナゴなのか?
現在では知る方法はありませんが、
私の父がこのタナゴを採集した場所も、支流の上流部であったとのこと。

遺存的に残っているとしたら、「本流よりも支流の方が可能性が高い」
と思ったのです。

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前置きが長くなってしまいましたが、
ということで、本日採集してきた個体が今回の写真のものです。
現在の所胸びれに白い線がある個体は一匹もいません。
(採集個体にも皆無)

婚姻色も少しですが残っていました。

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そもそも九州におけるバラタナゴというのは、
少なからずタイリクバラタナゴとニッポンバラタナゴと思われる個体が
混泳している印象が強く、今回紹介した個体が必ずしもニッポンバラタナゴだとは言えません。
外見だけで判断するのは、もはや困難な域に達していて、
アイソザイム分析を経てようやく断定されるべきだと考えるからです。

しかしながら、この個体達がタイリクバラタナゴだったとしても、
だから駄目だとは思っていないことも付け加えておきたいと思います。
なぜなら、タイリクバラタナゴ自体もかなり美しいタナゴだからです。
単に鑑賞するだけであれば、タイリクバラタナゴでも十分ですし、
タイリクバラタナゴを長期飼育し、大きく育てることも
楽しいと思うからです。

今後、これらの個体がどう成長するのか?
それを楽しみながらまた紹介してみたいと思います。

また、今回バラタナゴを探して色々なポイントを廻りましたが、
タイリクバラタナゴ自体が地元では減少している印象を持ちました。
これは貝自体の減少が原因と思われ、
このままでは、ただでさえタナゴの生息が少ない我が地元では、
タイリクバラタナゴすら見れない時代がくるかもしれません。
このことに危機感を感じた今日のガサでした。

(以下は06年10月25日追記)
※但し購入個体の放流は絶対に行わないで下さい。
お店で売られているタイリクバラタナゴの多くは、
日本で採集された個体です。
どのような遺伝子が混入するか分かりません。
勿論、ニッポンバラタナゴなど他の魚についても同様です。

これは、生物の遺伝子の多様性の見地からも一定の遺伝子を持った
個体だけが生息するようになることで、何かが原因となり、
全滅の可能性も発生します。
また、同じ魚でも地域変異と呼ばれるその地域独特の遺伝子を持った
集団が生息しております。
この集団に他の魚を混入することで、
遺伝子の攪乱が起こってしまいます。

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2006年10月19日 (木)

色々とやってみました。

今日は仕事が休みだったので、少しだけフィールドに出てきました。
先日タイリクバラタナゴを捕りに行ったのに、
写真の方に集中して消化不良だったことがその理由です。

久しぶりに入る川では、カマツカが先導するように
足下を上流に向かって逃げていきます。
先へ進む程その量は多くなり、約20匹の当歳のカマツカが
一度に逃げていく姿は圧巻です。

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さて、写真はオオフサモの水中葉です。
この川には元々ホザキノフサモが生えていたのですが、
いつの頃からか、こいつに置き換わってしまいました。
水槽に入れる為に少量持ち帰ります。

水槽に植えてみたのですが、既に2本くらい抜けてしまいました。
シマドジョウ達の仕業です。(×_×)

さて、ガサ自体はそれ程長くしていないので、
ここで自宅に帰って水槽の手入れをしました。

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写真はアヌアビス・ナナの葉っぱです。
成長が遅いことから苔むすことの多い葉っぱですが、
さぼてんさんの記事を参考にコケ落としをしてみました。
方法は、
木酢酢(100円程度)を買ってきて、約1/3に薄め葉っぱに塗ります。
すぐに水道で洗い流し、6時間程経った姿がこの姿です。
コケが赤くなり枯れているのが分かると思います。
良く聞く方法ですが、実際にやってみると、
実に簡単で即効性が高いことが分かると思います。

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水替えと並行してレイアウトも少し変更しました。
現在の状態です。

今日のガサで流木も採ってきたので、一度煮沸して
これにナナを輪ゴムで止めてみました。
流木を入れた分、石の数を減らしてしまったのですが、
レイアウトは自分が気に入るまで、今後もいじって行く予定です。

水槽のレイアウト変更と水替えをして、
ようやく撮ることができたのがこの写真です。
このタナゴ、何タナゴかお分かりですか?

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答えはセボシタビラです。

先日遠征に行きそびれましたが、
一緒に行く予定だった友人が採集してきました。
捕れたのは僅か2匹。
その内、一匹をブログで紹介することを条件に戴いたのです。
(有り難う。Aさん!!)

しかし、写真を撮る前に水槽に入れてしまった為に、
なかなか紹介出来なかったのですが、今日やっと撮れたという訳です。

戴き物のセボシですが、私も捕ってみたい!!
それはいつになるか分かりませんが、
実現したら、ここで紹介したいと思います。

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2006年9月30日 (土)

前回の写真の言い訳。

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さて、前回タナゴ水槽を紹介するとコメントで書きましたので、
紹介したいと思います。
写真がタナゴが泳いでいるコトブキの90センチ水槽です。

全体像はこんな感じ。
右側に石組みをして川でみた生息環境を意識してみました。

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石組み付近に魚が集まっているのが分かると思います。
僕は水替え直後に写真を撮ることが多いので、
魚がどうしても集団で泳いでいる事が多いですね。

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で、その中から一匹だけを狙おうとすると・・・・
こんな具合に魚が沢山写ってしまうんです。

ただ、前回ご指摘をいただきましたので、
タイリクバラタナゴを今回全て出しました。
「まだ多い!!」
というご意見もあるかとは思いますが。。。(;^_^A アセアセ…
また、左側に小石を敷いていたのですが、
大きな石に変更しました。

これからも写真や記事を見てお気づきの点がありましたら、
ご指摘いただければ、幸いです。
宜しくお願い致します。m(__)m

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2006年9月16日 (土)

カゼトゲ水槽(その1)

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カゼトゲタナゴの単独水槽を作成中なのですが、
仕事の方が忙しくなかなか進みません。(×_×)
結局、一度出したCRSまで元に戻す始末。。。
水槽のガラス面も磨けていないまま。

非常にお見せするのに躊躇したのですが、
まぁ、ここからどう巻き返すか、というのも面白いかも?
と思い、思い切って紹介することにしました。
大した変化は今後もしないかもしれませんが。。。

写真が現在の姿です。
テトラの60センチ水槽です。
今回は水草を植える予定にしているので、
GEXの「水草一番サンド」を6キロ敷いていますが、
更に2キロ入れる予定です。

本当は石中心のレイアウトを考えていたのですが、
家にあった流木や水草を集めてつくってみました。
(この枝流木は3つを組み合わせてます。)

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流木をアップにしてみると、こんな感じです。
もう少し木の根本を盛り土して、
ウイローモスを巻いた石を置く予定。
水草ももっと植えないと。

取り敢えずのセッティングなので、
全てもう一度出して、掃除を先にやらないといけないし、
まだまだやることが沢山あります。
一体どうなることやら?

きっと、「あそこが駄目だ。」
とか色々ご意見があると思いますが、
コメントで指摘していただければと思います。
完成までは長い目でみてやってくださいませ。m(__)m

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2006年9月11日 (月)

黄変?透明鱗?

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只今、カゼトゲタナゴの単独水槽を立ち上げ中。
やはり大型のタナゴとの混泳には無理があります。
そこで、水槽からカゼトゲだけをすくい取り、
新しい水槽に移す作業をしていたのですが、
中に変わった個体がいることに気付きました。

その個体がこの写真の個体。
やけに他の魚に比べて白っぽい。
おそらく黄変のカゼトゲだと思いますが、
もしそうなら、タナゴでは珍しいらしいです。

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稚魚の頃からこの色だったはずだけれど、
今まで気が付きませんでした。。。(;^_^A アセアセ…

別にだからどうしたということも無いのですが、
珍しいのだったら、「紹介しちゃえ!!」と、
今回登場してもらいました。

60センチのCRS水槽をリセットして立ち上げをやっているので、
まだまだ、水槽自体は納得のいくできではありませんが、
久々に水槽をセットしているので、楽しくて仕方がありません。
相変わらず水草は抜けてばかりですし、
あれこれ考えがまとまらず、あーでもないこーでもないと、
思考錯誤中なのですが、少しずつ形になっていく瞬間、
この時間が楽しいんですよね。(^。^)

水槽の方は後日改めて紹介しようと思っています。

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2006年7月23日 (日)

お前ら、動くな!!動かないで!!動かないで下さい!!(・_・、)

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写真の練習を90センチ水槽のオイカワで行うことに。
これがなかなか上手く行かない。。。
レンズの距離感は少しずつ分かりかけているのだけれど、
操作の仕方が少し面倒くさい。

そんなことは言ってられないので、
とにかく慣れることを目標に撮影の練習。
「上手く撮れた!!」
そう思っていても、オイカワ君の鰭がこの通り。

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思わずオイカワ達に頼み事をしたい気持ちになる。
「お前ら、動くな!!」と。
しかし、だんだんこの命令口調が、
「動かないで」となり、
しまいには、
「動かないで下さい」
と祈るような気持ちになった。

勿論、そんな僕の気持ちなんか関係なく、
オイカワ達は自由に泳ぎ回る。
こうなればさぼてんさんに、しつけて貰うしかない。(笑)

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2006年7月20日 (木)

適切な量。

来月出産予定の妹が、こちらで出産するため姪を連れて帰省中。
この2歳の姪っ子。
僕が水槽の魚に餌をやるのを見て、
餌やりに目覚めた模様。

家に帰ってみると、昨日まで沢山あったはずの餌が。。。。
彼女が自分で餌をやれる訳は無いので、
母が抱えているのだが、
あげる餌の量が半端ではない!!(>_<)ヽ ナケルゼェ
「だってあげさせないと、おとなしくならないから。。。」
と母。

「生き物に関心を持った」というよりは、
「動くものに興味がある」という程度の事なのだろうが、
水槽の中の生き物の健康状態が心配。

今日沢山食べたんだから、明日からお前達ダイエットな。(ノ_<。)ビェェン

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2006年7月 2日 (日)

生物本来の美。

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コケや藻は本来であれば、アクアリストには
水槽の敵のような扱いを受ける。
僕も普段なら、早々に取りだしてしまっただろう。
でも、この藻をみて、僕は不覚にも「美しい」と思ってしまった。

不規則ではあるが、六角形や五角形の形を作り出し、
次第に大きくなっている。
建築学的なことは本来べーさんの専門なので、
僕がわざわざ偉そうに書く必要はないのだが、
蜂の巣の構造を見ても分かる通り、
六角形というのは力学的に衝撃に強い構造なのだそうだ。

自然界には誰に教えられた訳でもないのに、
最先端の科学でも敵わない不思議な構造を持ったものが多くある。
この藻を見て改めて自然の偉大さを感じた次第。

「美」とタイトルにうたってしまい、
本当は恐縮なのだが、
写真は庭に出しているメダカの稚魚水槽の写真。
本当はカメラが届いてから、
もっと綺麗に撮りたかったのだが、
何となく早く紹介したい欲求に負けてしまった。。。

もう暫く観察を続けてみたい対象がまた一つ増えた。(^_^)

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