我が家の魚の紹介

2006年11月11日 (土)

オイカワ Zacco platypus

Fi2621436_1e                                                        今更オイカワなのか?今だからオイカワなのか?
私自身よく分からないのですが、
それ程にオイカワに対する思い入れも大きいものがあります。
というのも私がこのブログを通じてお知り合いになった方の多くが、
実はオイカワを通じてだったということからしても、
この魚は私には特別なものがあるのです。

オイカワは私が採集を始めた頃は、
「河川の決まった場所にしかいない」
魚でした。
当時のノートを引っ張り出して見てみても、
採集数は少なく、小型の個体を採って帰ったことが多かったのですが、
最近は、ここにもいるの?
とやや希少価値が無くなった感があります。

これは本を読めば必ず出てくる、河川の状態の変化によるものです。
私はこの魚が増えるのを喜ぶ一方で、
以前のような魅力的な川が減っていることに同時に
寂しさも覚えています。

Fi2621436_2e                                                         さて、湿っぽい話はここまでにして、
よく、日本産淡水魚は「白黒の世界」と言われる
熱帯魚飼育者の方がいるのですが、
オイカワの雄の婚姻色をみて、
今まで持っていた感想がガラリと変わるのは痛快ですね。

写真のオスのオイカワは現在の我が家の個体の姿ですが、
婚姻色はまだ残っています。
しかし、最盛期の婚姻色には遠く及びませんね。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/66676/2603903#2603903
(過去記事で紹介しているので、ご参照を)

漫画「釣りキチ三平」ではジンケンとカタカナで表記される
この魚ですが、漢字で書くと、「人絹」と書きます。
これは人工絹の略で、価値のないモノという意味だそうです。

Fi2621436_3e                                                         メスの個体は一見地味に見えますが、
飼育していると、メスにはメスの良さがあることに気が付きます。

Fi2621436_4e                                                        若い個体の頃はオス、メスを見分けるのが難しいです。
しかし、婚姻色以外の時期に見かけるオイカワの色は、
大体この色なのではないでしょか?

また、私は見た事がないのですが、
この時期のオイカワはハスの稚魚と見分けるのが難しいとか。

小さい個体でも、採集直後はバケツのなかで良くジャンプします。
輸送の際にバケツの蓋にぶつかってボロボロということもあります。
また、飼育の際にも環境に馴染めないのか?
よく水槽から飛び出して死んでいるのを見かけます。
初めて飼う時には、できるだけ隙間を無くす方が賢明です。

Fi2621436_5e                                                        飼育に関しては酸欠に弱い点に気を付けること以外に
これといった注意点はないと思います。
出来れば広めの水槽で、流れを作ってあげるといいですが、
広さはさほど無くても飼えますし、
流れを作ることでそちらが上流だと勘違いして
ジャンプすることもありますから、
一慨に何が良いとは言えないんです。
水替えの際のショックを受けやすい魚でもありますが、
慣らしていくと、意外に大丈夫ですね。

飼育のコツは一つ一つ自分で試して行くべきではないでしょうか?
自然界での婚姻色を出すのは困難にしても、
飼育していて春に見せてくれる婚姻色は
「絶対に期待を裏切らない」
ということだけは保証します。

最後に、やはりオイカワに関してもまだまだ書き足りないというか、
消化不良です。
いずれ機会を見つけて加筆したり、修正したりしたいと思います。

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2006年11月 5日 (日)

ヌマムツ Zacco sieboldii

皆様3連休の最終日、如何おすごしでしょうか?
私は今日もばっちりお仕事でした。。。

Fi2621432_1e                                                         さて、今日は以前予告していたヌマムツについて紹介しようと思います。
最近までカワムツA型と呼ばれていたこのヌマムツ。
私にとっては、凄く憧れの魚だったのです。

わざわざこの魚を見るために、近隣の県まで出かけた程です。
しかし、最初に出会った時の印象は、
まさかこんなに近くにいるとは。。。
というのが正直な感想でした。

というのも、その川の上流部は以前採集して調査していたのですが、
その時はカワムツ(旧B型)しか捕れなかったからです。
下流にまさか生息しているとは想像もしていませんでした。

このように両者が共存している場所では、
上流にカワムツ、下流にヌマムツと
棲み分けがなされていることが多いようです。

Fi2621432_2e                                                         とはいっても、最初に見つけたのは稚魚サイズのものばかりで、
成魚を捕まえるまでそれから暫くかかったのですが。。。

今でも、私が一番好きな魚はこのヌマムツかもしれません。
勿論、タナゴとかアブラハヤなど他に会いたい魚は沢山いるのですが、
私がふと魚捕りに行こうと思った時は、
この魚を見に行くことが多いです。

写真はメスの個体ですが、産卵期になると婚姻色こそ出ませんが、
縦条が青(緑)っぽく変わったり、消失したりします。
よくオイカワとの交雑が起こるのも、
こうしたメスの色の変化がオイカワのオスに勘違いを起こさせるとか。

Fi2621432_3e                                                         カワムツとの見分けは、
1.オスの婚姻色が桃色がかった赤色である(カワムツはオレンジ色)
2.胸ビレ、腹ビレの前縁が赤い(カワムツは黄色)
3.体側の縦条が淡い
4.側線鱗数が異なる(ヌマムツ53から63、カワムツは46から55)
5.尻ビレ条数が9軟条、カワムツは10軟条

とありますが、
・婚姻色を出したオスの追い星がえら蓋の所にもある。
なども付け加えておきます。
勿論例外や地域変異で胸ビレの色が
オレンジっぽい個体がいたりするんで難しいのですが。

Fi2621432_4e                                                        私の住む福岡県では有明海流入河川産のヌマムツの古い標本が
東京大学に保管されていることから、
天然分布であることが証明されていますが、
私の採集場所はこの地域ではありませんので、
天然分布かどうか?は不明です。

Fi2621432_5e                                                        飼育に関してはカワムツに比べ、温度変化による白点病にかかりにくい
ため、簡単だと言われていますが、
私の印象は少し違っています。

特に小さい個体は水槽導入直後にスレなどから
死亡に至るケースが多いように思います。
(一度水槽に馴染んでしまえば、非常に安定しています。)

あと、河川下流や沼地などあまり流れのない場所に生息している
らしいのですが、水槽の水が汚れてくると、
皮膚の色の明るさが落ちるように感じます。
(新鮮な水にすると、元に戻ります。)

私の印象としては、赤いカワムツだったこのヌマムツ、
韓国にはZacco koreanusという黄色の婚姻色をもった
カワムツがいるようです。
http://cafe.daum.net/fishandpeople
このZacco koreanusは更に3種類からなるかもしれないとのこと。
Zacco属はまだまだ新しい発見があるかもしれませんね。

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2006年10月24日 (火)

ワタカ Ischikauia steenackeri

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さて、ネタ切れの際の飼育魚紹介。(笑)
私の飼育魚を色々と紹介してきましたが、
ここで一つ変わった個体を。
「ワタカ」です。

もともと琵琶湖淀川水系の固有種ですが、
私の住む地域では20年くらい前から
普通に見られるようになりました。
どういう経緯で侵入したのかは不明ですが、
ソウギョ同様、草を食べるという食性から
放流されることが多いようです。

ガサをしていると、この魚が集団で泳ぐ姿を
見かけることがあるのですが、
なんとなく汽水域に集団で侵入したボラをイメージさせます。
あまり見たくない光景ですね。

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写真の印象通り、のんびりとした表情が楽しいのですが、
飼育は採集後の扱いによって難易度が変わってくるようです。
非常に鱗が剥がれやすく、直に触ると指が鱗だらけになります。
釣りなどで採集する際は水の中で針を外した方が良いと思います。
網で採集した場合も同様に直に触らない方が無難です。

私は5センチ位の個体を採集してきて飼育しているのですが、
この時期のワタカは背が緑色に輝いていて、
別の魚の印象を持ちます。
しかし成長と共にこの色は銀色に変わってきます。
個人的にはこの背中の色が変わらなければ。。。
そう思います。

また、腹びれ基底から肛門までの腹縁部には竜骨状の隆起縁を形成し、
この隆起がキラキラして綺麗に見えることも。

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温和な魚ですので、混泳にも向いていますし、
何より一度環境に馴染んでしまえば、
長生きが期待できる魚でもあります。
渡辺先生の記事だったと思いますが、
18年くらい生きたと読んだ記憶があります。

25センチ位になるようですが、水槽飼育の場合、
どこまで大きくなるのかは不明です。
我が家の個体は2年で15センチ位に成長しました。

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雌雄の見分けは私には難しいのですが、
追い星がオスには発現するようです。
お腹のふくらみ具合から、この写真の手前の個体がメスで
奥がオスかな?と思っています。

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本来は私の住む地域に居てはいけない魚なので、
駆除の対象と考えられるのですが、
既に駆除できる状態では無いです。

大型の個体では貫禄がでてきますが、
このとぼけた表情をみていると、なんとも憎めない魚です。

またこのワタカは一属一種の魚ですが、
日本海沿岸ではこの魚の仲間の化石が見つかっているようです。
近縁のクルター亜属は中国大陸では非常に繁栄している魚ですが、
この種は「日本海の成立」の著者西村氏によると、
日本で誕生し中国に進出した可能性があるとのこと。
そういう意味でも興味深い魚です。

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2006年10月17日 (火)

カワムツ Zacco temmincki

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我が家の飼育魚の紹介では、今までタナゴ中心で紹介してきましたが、
今日はカワムツの紹介をしたいと思います。

実はカワムツこそ私が日淡飼育を始めたきっかけになった魚なんです。
思い入れがもの凄く強い魚だけに、
「紹介するには時間が必要だった。」
という訳なんです。

たこちゃんの様に幻想的な写真はありませんが、
自分なりに紹介できれば。
そう思います。
写真は雄の個体です。

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続いてメスの個体。
婚姻色や追い星などの違いが写真を見比べていただければ、
お分かりいただけると思います。
追い星が無い分、やはりどことなく優しい印象があります。

カワムツというと、ちょうど今くらいの時期(気温の変化が激しい時期)に
白点病にかかり易いという特徴を持っていますが、
私の飼育歴はこの白点病との戦いから始まったといっても
過言ではありません。

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カワムツは以前カワムツA型とB型に分けられていましたが、
最近はA型をヌマムツ、B型をカワムツとしています。
河川では上流に棲むカワムツに対して、
流れの緩やかな下流に棲むヌマムツという感じです。

写真は上がヌマムツ、下がカワムツです。

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雄の追い星は縄張り争いや序列を決定するために
争う際の武器になるようですが、
私は雄の見分けにも使っています。

えらぶたの上に追い星が出るのがヌマムツ、
出ないのがカワムツという具合です。
他にも見分け方はあるのですが、
次回ヌマムツを紹介するときに紹介したいと思います。

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最後に我が家の水槽の状況を少し。
我が家ではこの写真のようにカワムツ、ヌマムツ、オイカワが
メインの150センチ水槽に泳いでいます。

サイズは色々なのですが、最大のものは20センチを超えるサイズです。
現在は流木と岩メインの水槽ですが、
時々水草を植えます。
しかしながら、水草の中を泳ぐ姿を楽しむというよりは、
「カワムツ達の餌として入れる。」
という具合ですぐに食べられてしまいます。

カワムツの生息域は元々静岡県以西の本州、四国、九州ですが、
現在は移植により関東などでも見られる魚になっています。
生息する川では、釣りでもタモ網でも簡単に採集できる魚です。
雑食性で口に入る魚は食べられてしまう可能性がありますので、
混泳にはなるべく同じサイズの魚を泳がせるようにした方がよいと
思います。

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2006年10月 2日 (月)

ヤマトシマドジョウ Cobitis sp.

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ここのところシマドジョウ類の紹介しかしていませんが、
前の記事を書く時に撮った写真があるので、
もう少しおつきあい下さい。m(__)m

ヤマトシマドジョウは少し前まで
「タイリクシマドジョウ」と呼ばれていました。
これは雄の胸ビレに円形の骨質盤を持つものは、
ヨーロッパ産のタイリクシマドジョウと同種とされ、
体側斑紋の違いにより、
タイリクシマドジョウとスジシマドジョウに分類されていたからです。

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しかし近年の研究によると、
このグループには日本にも6種類いることが分かってきました。

ひいてみると、ヤマトシマドジョウです。(笑)
前からみると500系のぞみみたいにみえますね。
人間が作り出した形のほとんどが、
自然界のどこかに似た形があるような気がしています。

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横からアップで見ると、こんな感じ。
目の下に後方に向かって立てることのできる棘状の骨があります。
ぱっと見分かりにくいと思いますが、
実際に触ってみると分かり易いのでは?
と思います。

その他にもスジシマドジョウ小型種九州型との
見分けのポイントがあるのですが、
ここではあえて紹介しません。

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DNAレベルの類似性から、シマドジョウ2倍体種の雌と
スジシマドジョウ小型種九州型の雄との交雑による
異質4倍体とみられているそうです。

それにしても、丸々と太った感じが素敵です。(^。=)☆彡

今回の説明は山渓カラー名鑑の解説を参考にさせて戴きました。
興味のある方は是非御覧になってみて下さい。

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背中や側線、尻鰭の模様、勿論色々な魅力のある魚ですが、
私のお薦めはこの輝きです。

生息環境を考えると、砂の中に潜っていることが多いので、
飼育の際は、水槽の中でも、底を細かい砂にしてあげた方が
落ち着くのではないでしょうか。
私はなかなかそうできていないのですが。。。(;^_^A アセアセ…

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スジシマドジョウ小型種九州型?

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さて、きつねさんからリクエストのあった、
「スジシマドジョウ小型種九州型」だと思う個体を紹介したいと思います。
(運良くカメラを持っているときに出会えたので。)

僕が採集した場所は佐賀県の某用水路ですが、
この個体ともっと小さい個体の2匹しかいないので、
なんともいえないので、タイトルに「?マーク」を
つけさせていただきました。

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顔の写真はこんな感じです。
採集個体が多くなって見慣れてくると、
もう少し判別がつくのかもしれませんが、
側線がスジ状になっている以外に決め手はありません。

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尻鰭の模様はこんな感じで、山渓カラー名鑑の解説の通りだと
思うのですが、鰭をたたんでいるので、分かりにくくてスミマセン。
ただ、下で紹介したヤマトシマドジョウのものと比較してもらえれば、
違いが分かっていただけるのでは?と思います。

シマドジョウ類は、正直言って見れば見る程
私には分からなくなってくるのです。
何となく今回の記事は不安に思いながら書いていますので、
間違いがありましたらご指摘いただければと思います。m(__)m

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2006年9月24日 (日)

ヤリタナゴ Tanakia lanceolata

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暫く途絶えていた我が家の飼育魚の紹介ですが、
うみへびさんのブログ「うみーの掃き溜め愚痴日記」
の遠征記事に触発されてヤリタナゴを紹介することに。
残念ながら事故で☆になってしまったようですが、
九州産のヤリタナゴを紹介しようと思った次第です。

さて、写真がそのヤリタナゴです。
婚姻色こそ退色しているものの、水槽飼育のお陰か(?)、
まだ名残を残してくれているように感じます。
尾びれの中央に赤い色が出ているのは図鑑などでは思わず見逃して
しまいやすい点のような気がします。

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ヤリタナゴといえば、日本でも最も生息域の広いタナゴで、
それだけに地域変異の大きいタナゴの一つです。
これもタナゴの中では比較的原始的な構造を持つと言われる
アブラボテの仲間だからでしょうね。

慣れていないと、婚姻色が出ていない時期のタナゴは
一見他のタナゴと見分けがつきづらいものですが、
ヒゲの長さ、側線の明瞭な点などで区別がつきやすい種類です。

カネヒラや他のタナゴも綺麗なのですが、
一番シンプルな姿をしているような気がして、
タナゴ水槽には必ず居て欲しい種類です。

婚姻色が出ている時期は他のタナゴ同様性格が荒くなりますが、
もともとタナゴ自体が飼いやすい魚だと思いますので、
よほど過密に飼育しない限り、飼育はし易いと思います。

前の記事のコメントでも書いたのですが、
折角色々な場所に住む方がブログに来ていただけるのですから、
婚姻色が出る頃に地域変異を皆さんで紹介しあったりすると
面白いと思います。
その際は是非、色々な場所のヤリタナゴを見せて下さい!!
お願いします。m(__)m

Fi2621403_3e













あまり綺麗では無いのですが、以前撮った写真を追加しておきます。
6月頃の写真なので、婚姻色は。。。
ヤリタナゴの婚姻色は最高潮に達するまでに
数段階の色の変化があるような気がします。
来年是非紹介してみたいです。

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2006年5月29日 (月)

カネヒラ Acheilognathus rhombeus

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我が家の水槽で飼っている魚の紹介
第二弾は、カネヒラです。
日淡の飼育を始めた当初、
タナゴと言えばタイリクバラタナゴだった僕にとって、
この魚は最も興味のあるタナゴでした。


この魚は近くにもいるらしいのですが、
僕はまだ獲った事がありません。
2級河川の支流を相手にガサをしている僕にとって、
一級河川での採取はなかなか大変なのです。
ですから、もっぱら佐賀の用水路で獲っています。

まだ、何が獲れるかも分からないまま、魚を獲っていた頃。
用水路脇のアシを蹴飛ばすと、
見たことも無いようなピンク色の魚が入り、
驚いて見ると、この魚でした。

秋産卵のタナゴなので、
婚姻色は秋が最高ですが、
特にこのカネヒラは鰭の色が最高に綺麗なんです。
この魚に会いにわざわざ佐賀まで通った程です。

採取直後の色は水槽では難しいのですが、
水槽飼育をしているせいでしょうか?
婚姻色を出しっぱなしの個体もいます。

大型のタナゴなので、小型のタナゴとの混泳には向きませんし、
縄張り意識が強い魚のようです。
病院の水槽に持っていった時は、
同じくらいのサイズのカワムツを追いかけ回していました。
また、植物食が強いようなので、
水草は食べられてしまうか、抜かれてしまいます。

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2006年5月19日 (金)

カゼトゲタナゴ Rhodeus atremius atremius

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「タナゴの写真、いつ載せると?」
とガサ仲間のA氏から言われてハッとした。
忘れてた・・・・(>_<)ゞ

今日は幸い休みなので、写真の練習も兼ねて
タナゴの写真を沢山撮ったので、
少しずつ紹介していきたいと思う。

第1回目に「カゼトゲタナゴ」を選んだのは、

九州北部のみに分布するものが、
この亜種名で呼ばれているので、
結構見たことが無い人が多いのでは?
と思ったから。

僕は佐賀、地元の福岡と2カ所で採取しているが、
「狙って獲った」ためしがない。
というのも、僕がガサに行く中流域では、
流れの緩やかな岸の方をチョロチョロ泳いでいるので、
網に入るのは、他の魚を追い込んだ時に一緒に入っている
という感じなのだ。

初めは「タイバラ?」と、
はっきり見ずに逃がしていたのだが、
よく見ると、タイリクバラタナゴよりも淡い婚姻色で、
・肩部に青色の斑が入る。
・尾鰭の付け根から暗青縦帯が入る。
などの点で区別がつく。

サイズも5~7センチと小型で、
大型のタナゴとは混泳させない方が良く、
なるべく複数匹で飼った方が落ち着いているらしい。

我が家の水槽では、大型タナゴと同居しているが、
淡泊パステル調の婚姻色は控えめで、
最近はお気に入りのタナゴ。
早く独立した水槽を立ち上げたいと思っている。

補足として、
スイゲンゼニタナゴとは亜種の関係にあるが、
こちらは「種の保存法」により、
飼育・採取は禁止されている。
韓国にいる朝鮮スイゲンゼニタナゴも同様の扱いらしいので、
売っていても買ってはいけない。

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